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君の愛を図る1
私、福原美甘。恋愛推理委員っていう裏委員に入ってる。メンバーは私以外は2人。荒木風莉と、立花優愛。二人とも手際はいいけど、私の透視能力にはかなわない。ふふふ。画面の前の君の好きな人だってかーんたんにわかっちゃうもんね。
風莉の好きな子も、優愛の好きな子も、明かしてないけど、わかってる。実は、ふたりとも尚君。尚君は、私のことが好き。ふふっ。ま、それは誰にも秘密。
今日も調査開始!えいえい、おー!
「ねぇねぇ、優愛。尚君の好きな人調査しようよー。」
妹キャラ、風莉がねだる。尚君は、ここ一週間の調査対象だ。正直、私は尚君がどれくらい私が好きなのかを知りたい。でも、尚君の好きな子は私、なんて言えないじゃん。
「えー。また倉橋さん?」
優愛は嫌がる。まったく、二人は性格魔反対だ。(誤字w)はい、もうこうなったら私に頼るんでしょ。
「ねー、美甘はどう思う?」
ほらほら。もちろんオッケーする。
「いいんじゃない?わかるまでやれば。」
まったく。おもしろいおもしろい。
調査風景。
まず、尚君の靴箱に、好きな人の靴箱にこれを入れなさい。と書いた紙を入れた。尚君は誰の靴箱に入れるのか、それか捨てるのか。
尚君は、倉橋結月という妹と学校に来た。
「あ、ゆづちゃんもいる。」
優愛がつぶやいた。風莉は、静かにぃ!と言い出しそうだ。私はそれを見て笑う。
「あ、きたきた。」
尚君は、紙を見て、私の靴箱の前に来た。ですると、
【好きな人の靴箱にこれを入れなさい】
と書かれた部分を破って、何も書いてない部分を私の靴箱に入れた。
ふふっ。優しいね。でも私は軽くないの。そんなかんたんに、男子を好きになんてならない。
「えー、何かの間違いかなぁ?」
私はわざととぼけたふりをする。
「尚君、美甘が好きなのかなぁー?」
風莉は見るからに拗ねてる(まだ優愛は知らない)。
「美甘は尚君のことどう思ってる?」
私は男子に興味はあるけど簡単に好きにならないもん。
「えー全くタイプじゃなぁい。」
風莉は見るからににやけてるw
ま、私たちの調査はいつもこんな感じ。すごい委員会だね〜
すると。その日の昼休みに
「あのー、福原さん、この紙のアンケートに答えてもらえますか?」
と尚君に話しかけられたんだ〜
内容が恋愛について、だ。見た瞬間笑ったw
「うん、わかった。」
1、好きな人はいますか
2、倉橋のことどう思いますか
3、倉橋からの愛は欲しいですか
はw謎だw完全にわたしのことがすきじゃんかぁw
うーん、答えどうしよう。
1、いない
2、クラスメイト
3、どっちでもー
はい、くっそ単純な答えできました〜
そんなわけでその日は終わりを迎えた。
さぁ、尚君と美甘はどうなるんだ!?
この小説は、基本的に美甘の視点でやってるから、そこはよろー!
来てくれてありがとうっ!
次も見てね!