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『何でも屋』夢ならばどれほど良かったでしょう… Part11
11話です!
どうぞ!\\\\٩( 'ω' )و ////
|黄葉《こうよう》ラボ『ココ。君は戦闘が苦手だ。』
ラボ「そんな君がどうやって僕を倒す?』
ラボ『素手?それとも銃?だが君は銃が使い慣れていないと思うが…』
|美夜《みや》ココ『ココは、素手とか銃とか使わないよ…』
ココ『ココは、黄葉さんの心に訴える!』
ラボ「………それで、僕が貴方達の味方になるとでも?」
ココ「なるよ、きっと。だって、一緒に仕事をしてきた仲間だったんだから!」
ココ「黄葉さん、また一緒に仕事しようよ。」
ラボ「するわけない。」
ラボ「僕は、最初から裏切るつもりだったよ。」
ココ「!!」
ラボ『黙っててもらおうか。君の心が崩れる前に。』
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(ここからは羽瀬川オルカ視点です)
なんやなんや。
何が起こっとるん?
随分上が五月蝿いねん。
ここ防音室やったら良かったのに、
うるさすぎるねん!!
でも…
案外五月蝿い方がいいかもしれへん…
ガチャ…
…ん?
なに!?
なんか急にドアが開いて…?
|日向《ひな》りむ『よかった〜!!』
りむさん!?
りむ「心配したんだよ〜」
りむ「全くオルカちゃん見てなかったから、つい探しにきた…」
りむ「…うんうん。ここにきたのはただの寄り道。」
よ、寄り道。
変な言い方やなぁ…
でも、私偶然助けられたんやな。
嬉しいような悲しいような。
りむ「目的はオルカちゃんを見つけることもあったけれど、違うんだ。」
りむ「…オルカちゃん。正直に話してね。」
りむ「オルカちゃんを捕まえたのはラボさんでしょ?」
オルカ「ん?そうやけど。」
りむ「あ、うん。」
りむ「で、何か言ってた!?」
う〜ん…特になんも言ってなかったような…
滴る水がとても冷たい。
床も冷たい。
でも、りむさんの手は暖かい。
でも、なーんか言ってたような気がするなあ…
あ、質問攻めしとった!
オルカ「質問攻めされたわ。」
りむ「えええ!?大丈夫!?」
ホントりむさんは心配性やなぁ…
質問攻めされただけやん…
まあ大丈夫やけど…
でも…でも…
みんなを○すって言ったのは…
悲しかったなぁ…
オルカ「……」
りむ「僕、ちょっと行ってくる。」
りむ「上が五月蝿い。」
オルカ「五月蝿いよなぁ。」
オルカ「で、縄解いてくれへん?」
りむ「わかったわかった。」
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ガチャン!(ドアが開いた音)
ラボ「……誰だ。」
りむ『そんなに平気でいられるのも、いつまでだろうね。』
りむ「黄葉ラボ。貴方は…誰?」
ラボ「………さあな。」
ラボ「人間…ってことは間違いない。」
りむ「!!え、ココくん…?」
ラボ「ココが倒れているのに気がついたか」
りむ「大丈夫…?ねえ…?」
ラボ「おっと。助けたいなら、かかってこいよ。」
りむ「っ……」
ラボ「でも、死んでないから安心しろ。」
ラボ「………何でも屋は、ここで終わる。」
りむ「え…?」
りむ「なんで…?なんでなの?ねえ!」
ラボ「さあ?もう用済みだからかなぁ。」
りむ「ねえ…これ、夢でしょ?夢だよね?」
ラボ「夢じゃない…」
ラボ『夢ならばどれほどよかったでしょう…』
ラボ「夢じゃなくて僕は嬉しいよ。」
ラボ「始めようか。戦闘を。」
りむ「っ…始めれるわけがないでしょ…」
美夜ココと黄葉ラボが話してましたが、実はあそこらへん、華野ヨウvs黄葉ラボが戦う予定だったんですよね。
ボツになりましたΣ(-᷅_-᷄๑)
美夜ココって一番最後に出てきたキャラクターで、あまり出番ないなーって思ったので急遽入れました。
ちなみにボツのやつも公開しようかな〜って思ってましたが、もうボツのやつ消しましたね…(癖です)