アンダーテール 二次創作1

アンダーテール 二次創作 第一話 兄妹 のフリスクとキャラは、孤児院で育った。イビト山に捨てられ、穴に落ちてしまう。 --- 「キャラ！起きて！」 誰かに呼ばれている。 「キャラ！キャラ！」 「なに？どうしたの？」 そこにいたのは、兄のフリスクだった。キャラは金色の花の上で寝ていた。 「よかった〜僕たち、落ちてきたんだよ。」 「どこから？」 「忘れちゃったの？イビト山に捨てられて、そこでつまずいちゃって、落ちてきたんだよ。」 「思い出した！でも、ここどこだろう？」 「わからない。とにかく、歩いて行ってみよう。」 少し進むと、少し草の生えた場所があった。 その時、その草の真ん中から、花が出てきた。フリスクが寝ていた花のようだったが、顔が付いている。見ていると、花が喋り出した。 「君たち、落ちてきたの？僕はフラウィ。お花のフラウィさ。君たちは？」 「なんで喋るの⁉︎」 「僕はモンスターだから。」 「ねえキャラ。そういえば、昔話にこんなのあったよね？地下の世界に落ちてきた人間が、みんなを地上に帰らせてあげる話。」 「でも、あれは作り話で、本当の話じゃない。」 「でも、あれは本当にあったことを元にしてるよ。」 「とにかく、フラウィ？に話を聞いてみよう。」 「僕の話を聞いてくれるの⁉︎わかった。ここは地下の世界。人間との戦争で負けたから、地下にはモンスターたちが暮らしてるんだ。この世界はね、みんなに優しくするのがルールなんだ。みんな優しいよ。」 「いい世界だね！」 フリスクが返すと、足音がした。足音の方を見ると、大人と同じぐらいの背丈で、白い毛が生えたモンスターがいた。 「私はトリエル。遺跡の管理人です。あなたたち人間ね。よくにてるけど、兄妹？」 「そうです！僕がフリスクで、こっちが妹のキャラ。」 「そうなの？あら、怪我をしてるわね。回復してあげましょう。フラウィ。なにもしてないわよね？」 「当たり前だよ！そんなことしたら、みんなになに言われるかわからない！前回のときだって、攻撃したらトリエルに飛ばされたんだから！」 「そうだったわね。3人とも付いてらっしゃい。バタースコッチシナモンパイをご馳走してあげますからね。」 「バタースコッチシナモンパイ⁉︎早く行こうよ！」 フラウィがとても嬉しそうにしているのを見て、バタースコッチシナモンパイが楽しみになった。