公開中
ウェイウォットとヴァンスの泥んこ遊び!
皆さんは幼少期に泥んこ遊びをしたことがありますか?私は友達と泥団子を作って遊んでいました。それで完成すると先生に見せてたりしました。確か泥団子に塗るサラサラの砂にみんな凄いこだわりを持ってた気がします。今回は、ウェイウォットとヴァンスが泥んこ遊びをするお話です!土と水、大地の感触を味わうのは大切だとオモイマス☆
雨上がり、ウェイウォットとヴァンスの2人は公園に来ました。
2人がよく行く公園の砂は、雨が降るとドロドロになるからです。
ヴァンス「よーし、じゃあ行くよ!」
ヴァンスは水たまりの上でジャンプし、水飛沫と泥を散らします。
ウェイウォットの服も泥で汚れてしまいましたが、今日は2人とも汚れてもいい服なので安心です。
ウェイウォット「ヴァンスお嬢様ったら、本当に元気ですね」
ウェイウォットはしゃがみ込んで、ヴァンスを見つめます。ヴァンスは泥を掴んで、ウェイウォットに投げます。
ヴァンス「えいっ」
ウェイウォッチ「ヴァンスお嬢様ったら……」
ヴァンス「えへへ……でも、ウェイウォットも一緒に遊ぼうよ。」
ウェイウォット「いいんですか?私が?」
ウェイウォットは目をぱちぱちとさせます。彼は泥を掴み、それを固い方の地面にまぶしてタワーを作ります。
ヴァンス「私もやっていい?」
ヴァンスも泥を掴み、固い地面にまぶしタワーを作ります。彼女は真剣な目でタワーを次々と作っていきました。やがて周りがタワーだらけになります。
ヴァンス「私、すごいかな?」
ウェイウォット「左様でございますよ。ヴァンスお嬢様」
ウェイウォットは砂場の泥を揉みながら答えました。
ヴァンス「わ〜!ひんやりしててきもちい!」
ヴァンスは、ウェイウォットがバケツに詰めた泥を目に止めます。もっとひんやりさせよう、と思い蛇口でバケツに水を流しますが、泥はただの茶色い水になってしまいました。
ヴァンス「ひんやりしてるけど……これ泥じゃないよね?うん。ただの茶色い水だ!」
ウェイウォット「泥っていうのはですね、土に水を混ぜたものですから、水を増やすとサラサラになってしまうんですよ」
ヴァンス「じゃああっちから土持ってきて」
ヴァンスは、固い地面の方を指差します。さっきまで自分が熱中していた泥のタワーが大量にある所です。
ウェイウォット「確かに、タワーも固まってきていますね」
ヴァンス「え?じゃあやっぱりやだ。タワーをもっと作ってお兄ちゃん(オルクス)をびっくりさせるんだから!」
ウェイウォットはそんなヴァンスの様子を見て少し微笑みました。
熱中してるおかげで時間が早くすぎたのか、空がほんのり夕焼けの色を帯びてきている気がしました。
クワオアー「おーい」
公園の外からクワオアーの声が聞こえました。クワオアーはウェイウォットのお兄ちゃんです
ヴァンス「あ、クワオアーだ!」
ウェイウォット「こんにちは、お兄様!」
ウェイウォットは姿勢を正してクワオアーに挨拶します。
クワオアー「お前ら何してんの?」
ヴァンス「ウェイウォットと私で泥んこ遊びをしたの!」
ウェイウォット「その結果タワーが大量にできてしまって…」
ウェイウォットは先ほどヴァンスが作ったタワーに視線を向けます。
クワオアー「うわ、絶対楽しいやつやん!今度俺もやっていい?」
ウェイウォット「もちろんですよ、お兄様
……そしてヴァンスお嬢様、私は今日はここで帰らせていただきますね。また明日に会いましょう」
ヴァンス「うん!私も家帰るね!」
ウェイウォットはバケツを持ちクワオアーと共に家に帰ります。その影は長く伸びています。
2人は姿が見えなくなるまで「また明日も遊ぼうね」と手を振ったのだとか。