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公開中
焦がれた者の降り立つ地
禁忌
夜、駅のホームに一人立つ少年の靴底が、霜を粉々に砕いた。 少年が吐く息は白く、すぐに凍りついてしまいそうな空気に溶けて、頬を刺す棘となる。 誰もいない無人駅で少年は取り憑かれたように、何かを待っていた。 すると、遠くからガタン、ガタン、と列車の音。最終列車はとうに行ったはずだ。なのに、それは線路の奥から確かに聞こえてくる。 少年は思わず息を呑んだ。それと同時に心臓が凍るような感覚がした。 やがて、駅のホームに冷たい風が吹き抜けた。列車が、異様な雰囲気を放ちながら、彼の目の前で止まる。そして、扉がゆっくりと開く__。 「ご利用いただきありがとうございます。ご乗車ください。|お客様《・・・》。」 そこに立っていたのは少女だった。 3年前、葬式で焼かれたはずの。
プロローグ的な。
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