公開中
地下誘拐と男子たち 第20話
こんにちは、はのんちゃんって意外とやんちゃでリーダーとか無理タイプらしいです。
「昔のせんせーうざすぎて忘れらんねーわ。あと、ちかいじめる奴いたらぶっ潰す」
byはのん
そんなやついたら教えてね。
私は別になんもしないけどね。
ーーー智香ーーー
私『ええっとー…いないかな?』
はのん 『えー!いないの?もったいな!』
私 『え…そんなに?』
はのん 『ドキドキしないん?可愛いのにもったいないよ!』
私 『でも…はのんちゃんも好きな人はいないんでしょ?』
はのん 『もっちろん!いるわけないよ!だって、逆に男っぽい私がモテるわけないよ!』
私 『でも…GLしてるんでしょ?』
はのん 『まあね!もう男子同然だぜ!でもあんたは別だね。こんな男っぽい私と比べると全然もてそーじゃん!青春だあ!GLも青春だぜ!つか青春ってなに?』
私 『私も知らない…』
はのん 『気になる人いないの?ほらほら言ってごらん!』
私 『ううーん…ムズカシイ…』
はのん 『あはっ!難しかった?ごめんごめん!でも…好きな人できたら言ってね。』
私 『うん。ありがと。』
うーん…いざとなってここにくると両方に男子がいる時点で少し恥ずかしい…
こんな状態だもの。(椅子に縛り付けられて動けない状態…結城たちは手足が縛られてるだけで体操座りまでできる状態…)
好きか…気づかないうちに気にしてる場合もあるって言ってたっけな。
んー…なんだろう。
やっぱり鈍感な私は気づいていない。
恋ってなんだろう。
あ、彼女持ちの歩叶に聞いてみるしかないか。
私 「ねえ、急にごめんなんだけどさ、なんでその彼女さんと、付き合ってるの?」
歩叶 「き、急に!?あ…なんか、この子を俺のものにしたいと思ってさ。」
うわ、ナルシスト…こんなやばいもんなの?男って。
どうしよう。無理だ。言い出せない。私はどうすればいいかなんて…
歩叶 「いやなんで急に?」
私 「あー…はのんとの会話を思い出して聞いてみただけ。」
結城 「どんな会話をしたの?」
私 「うーん、彼氏いらないの?とか。」
歩叶 「そもそもあいつ(はのん)GLやん。なんで彼氏の話?」
私 「ああ…実ははのんって超恋バナ好き。」
結城 「へえ…そうなん…意外すぎて草生えるわ。」
歩叶 「俺写真見たけどタイプじゃねー。」
私 「あ、そう。」
少しずつ探っていこう。恋バナっていうものを…
あとがき智香とはのんに対してマジそれなって言いたい。
いいなと思う子がいてもそれは可愛いだけで別に付き合いたいわけではないんだよね。
ほんとに。
付き合うこと考えてると気持ち悪くなるかも。((殴(そんな人が付き合えるかああああ!)
なんかいい恋のアドバイスあったら欲しいな。
以上です!ほんでわ!