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不思議な女の子 リコ 後編
こんにちは〜。
短編カフェ@小雪です♪
これは、この前のお話の続きです。ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ
ではどうぞ!
私は真っ青になって立ち尽くすことしかできなかった。
リコムもメイドも真っ青になっていた。流石の私でも、喧嘩を止める力は持ち合わせていなかった。私は後悔して拳を握った。その時、握りしめた拳が光を発した。
眩しさのあまり、皆が気を失った。私が起きたのは、朝だった。
「あらまあ、ずっと寝てたの?お腹空いたでしょう。おいで。」
という、お母様の優しい声がした。「利己、早く起きて。」
と、リコムもニコニコ顔で行っています。
「どうして泣いているの。」
私は目を触ってみました。真っ青になって立ち尽くしていた時、涙がこぼれたのでしょう。涙の乾いた跡がありました。
「だって、ふたりがけんかしてたから…。ゆうべのことよ。」
「喧嘩なんてしてないわよ。お母様が帰ってくるちょうどその日に、けんかなんかしないわよ。」
私はなんだか変なような気がした。だって、涙の跡を証拠として、喧嘩していたんだもの。あの光は、記憶を無くす光だったのかしら。
まあ、いずれにせよ、良い結果だというのは事実だった。
私はすぐに起きて、着替えて朝ごはんを食べた。そして、学校に歩いて行った。
その学校で、大事件が起きているとも知らずに…。
行った時、先生の花瓶が倒れていた。そして、粉々に割れていた。
私は、誰かが犯人にでっち上げられた時に、証拠となるように、カメラを作り出して目立たないところに置いた。
「おい、利己。これ、どうにかできないのか。」
「できるけど、しないよ。」
「へ?」
「あなたたちが先生に謝ったらやってあげる。」
「おい、お前を犯人にでっち上げるぞ!」
「構わないよ。」
その時、先生が入ってきた。割れた花瓶を見るなり、割ったのは誰ですか!と叫んだ。
「割ったのはリコです!先生。」
「そうです!」
と、割ったみんなが叫ぶ。
「リコさん…。あなたなんですか。」
リコは首を振り、証拠としてカメラを取った。
「証拠はこちらです、先生。私ではありません。」
そのカメラには、直せと叫ぶ男子たち、嫌だというリコの姿が映っていた。
先生はうんうんと頷き、男子たちを叱った。
男子たちはしょぼんと肩を落として、教室に戻ってきた。
女子たちはといえば、利己を称賛しまくっていた。
「リコ、すごい!」「ヒーローだね。」
リコはその女子の群れの真ん中にいた。その時、男子がリコに殴りかかろうとした。
殺気に気づいた利己は、防御呪文を自分にかけながら、気づいていないふりをした。
男子は、隙だらけとばかりに、女子を殴り倒し、真ん中にいるリコに近づいた。
利己は、それでも気付かない真似をする。男子は、このままいってしまえは魔法を使う間も無く殴れるとばかりに殴りかかった。複数人でだ。
でも、呆気もなく防御呪文に弾き飛ばされた。私のせいになるかもと、
カメラを用意していなければ、リコのせいになっていただろう。先生が入ってきた。
「これをしたのはだれですか!?」
と先生は叫んだ。
「リコ…。」
と男子が言おうとすると、リコはすぐにカメラを渡した。
女子も頷く。そこで先生を見ると、殴りかかる男子の姿があった。
先生は、男子を厳しく罰し、男子グループのガキ大将、草津 論は、こっ酷く叱られ、
「学校にもう来るな!嫌ならしっかり心を入れ替えろ!」
と思いっきり叱られていた。
そして、また私は近くのボロ屋敷の中へ行った。外はボロでも中は綺麗な、不思議屋敷のことだ。そこが私の家。
お母さんもメイドも妹もいる、私の大切な家だった。
「リコ、おかえり。」
「お母さん、仕事は?」
「今日は、早く切り上げて帰ってきたのよ。」
「ふぅん。」
「そうだ、リコム、迎えに行ってくれる?」
「大丈夫だよ。」
保育園にて
「はい、リコムさんのお姉さんですね。どうぞ。…ちなみに、リコムさん、大変泣いておりますが、大丈夫でしょうか。」
「え?」
「男子と、喧嘩したとかなんとかで。」
「えー!ほんとですか!」
「あぁ、今、連れて行きますね。お待ちください。」
全くその通り!すんごく大泣きしている!
「ちょっ、リコム、なに、どうした!?」
「えっ、ぐっ、ぎっ。」
「言葉を喋れーーーーーーーー!」
これで終わりです!
(終わりこれで良かったかな)
また書くので、ぜひまた見てください!
それでは!また次のお話の時にお会いしましょー
よろしくお願いします(*≧∀≦*)