そのままです
初心者なので口調めっちゃ怪しいです😖
出せるキャラだいぶ少ないです多分…
医療知識ほぼゼロなので多めにみてください、!
夢主様は同じ病院で働く看護師設定です
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目次
勤務後のおはなし ×菅原
菅原さん…小児科医
夢主様…彼と働く看護師
「はい、お大事に~」
母親に連れられて診察室を後にする子供に、爽やかな笑顔を向けながら手を振る菅原。
ドアが閉まってからすぐにカルテを整理し、ふっと息を吐いた。
「菅原先生、今日もお疲れさまでした」
#名前#が器具を片付けながら彼に声をかける。
その手は的確であるが、いつもよりテンポが遅いことに菅原は気づいていた。
「お疲れ、って言いたいところだけど」
菅原が言葉を止め、#名前#が少し驚いて彼の方を振り向く。
彼は椅子の方を指差しながら、
「今度は#名前#ちゃんの番だよ。俺が気づいてないとでも思った?笑」
そこに座れと言わんばかりに話しを進めて行く。
#名前#の思考が追い付くよりも先に、軽く腕を引っ張られて座らされた。
菅原はすぐに体温計を額にかざし、ディスプレイに表示された数字を見ると少し眉をひそめた。
「思ってたより高いねぇ…水分とかちゃんと取れてる?…いや取れてないか」
彼はデスクに置いていた聴診器を手にとり、チェストピースを手で温めながら言葉を続ける。
「朝から体調悪かったんでしょ?たまにフラフラしてたし」
「っえ、そんなに、ですか…」
「…まさかあんまり自覚なかった?…頑張り屋さんなのは分かるけど、倒れられると俺も心配だな」
ちょっと冷たいかも、と声を掛けながら聴診を始める。
いつもはそれを子供相手にやっているのを見ていただけなので、こちら側となると変に緊張してしまう。
「呼吸音は問題ないかな…次、喉見たいからお口開けてもらってもいい?」
#名前#は素直に指示に従って口を開く。
すっと舌圧子を差し込み、喉の赤みを確認する。
「ん、もういいよ。とりあえず点滴だけ入れとこうか、思ってたより脱水進んでるみたいだし」
「えっ、いや、そこまでは…」
「ううん、やっておこう?お家に帰ってもろくに休めない未来が見えてるからな~?」
おどけた調子でそう口にするが、彼の目は至って真剣だ。
#名前#は断る余裕もなくなり、気付けば処置室のベッドに寝かされていた。
「ちょっと腕見させてもらうね…」
菅原は準備を終え、腕を触りながら血管を探り始めた。
脱水が進んでいてあまり血管が見えず、少し苦労している。
#名前#はというと、今から針を刺される恐怖に怯え、目元に涙が溜まり始めていた。
彼にそんな姿は見せたくなかったのに、勝手に視界が潤んでいく。
「っ……ひくっ…」
少し息も詰まり始めた時に、菅原がそれに気づいた。
「っえ、#名前#ちゃん…?どうしたの、怖かった、?」
菅原は慌てて手を止め、#名前#の目元を親指で拭った。
#名前#はその安心感からか涙が零れ始める。
菅原は子供をあやすかのように頭を撫でて落ち着かせようとしていた。
「ごめん、一気に話進めすぎちゃったかな。
でもこれは、#名前#ちゃんに元気になってもらいたいからやってる。
出来る限り痛い思いしないように俺も頑張るから…#名前#ちゃんも、一緒に頑張ってくれないかな?
絶対すぐに終わらせるから。俺との約束」
菅原は小指を差し出し、#名前#の小指と絡めながら彼女の目を真剣に見つめてそう言葉にした。
#名前#は潤んだ目をしたまま、でもゆっくりと頷いた。
菅原は微笑みながら優しく頭を撫で、また目線を腕に戻す。
「よし、ここでいけるかな……ごめんね、一瞬だけチクってするけどすぐ終わらせるからね」
何度も#名前#に声を掛けつつ、針を入れることに集中した。
「っ……」
#名前#は針が入る瞬間、一瞬だけ顔をしかめたが痛みはすぐに引いた。
「よしっ、終わったよ。よく頑張ったね」
菅原は固定をすぐに終わらせ、#名前#の方を向いてまた優しく頭を撫でた。
温かくて優しいその手は、#名前#の心を浄化してくれるような感じだった。
気付けば目が少しずつ閉じていき、#名前#は完全に眠りに落ちた。
「ほんと、無理しすぎちゃダメだからね?でもよく頑張ったよ、お疲れ様」
菅原は、眠りに落ちた#名前#の頬をそっと撫でながらそう呟き、優しく布団をかけてあげた。
妄想の中のすがさんと原作でのすがさんの口調が若干違う気がしてきた…🥲
ちなみにやっくん、古森、昼神、白布らへんも推しなのでそのうち書く予定です🫢