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死神アルバイト⑶
怜
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「ハナスツモリハナイワ、コノコハワタシノエサヨ。」「うっ」ついにユイカは気絶してしまった。悪霊とユイカが一緒にスッと消えていく。「くそっ」僕は絶叫が混じった声で言い捨てた。
「早く魔女を倒してユイカも助けて帰ろう!」ヒカルが言う。「だな。急ごう!ユイカをまずは探そう!いつどうなるか分からないからな。」「あぁ。」ヒカルは首を縦に振った。「フフフッ」!?さっきの悪霊の声だ!僕とヒカルは見合ってうなずいた。「マタアッタワネ。」悪霊が姿が現れる。「ユイカを返せ!」僕は叫ぶ。「ア、コノコノコトヨネ?」バスケットボールくらいのサイズの水晶玉が現れ、気絶中のユイカが映っている。「そうだ、さっさと渡したほうが痛くないぞ?」「フフフッダッタラワタシノダシタ、ミッションヲヒキウケテクレル?」『あぁ、もちろん。』僕とヒカルは言った。「ゴールマデタドリツジェルカシラ。」悪霊が指をパチンと鳴らす。瞬間、謎の部屋に閉じ込められていた。【壁には、ごーるまでたどりつけ】と書いてあった。僕の目線の先には長い長いアスレチックが見えていた。それはとてもハードなもので、僕たちにはとてもじゃないけど難しいものだった。「な、なんとかやるしかなさそうだな。」ヒカルが言う。「だな。」
一方、案内人のソラは館の周りをぐるぐるしていた。プッ無線に電源を入れ、司令塔に伝える。「司令塔、司令塔、聞こえますか?」「あぁ聞こえている。」「館の周りを見て回ったのですが一つおかしいところがありまして。」「ん?なんだ。」「館の裏側に隠し通路を発見しました。」「入って調査をしろ。」「はい。通信を切ります。」プッ無線が切れる。「うぅ、僕1人で大丈夫でしょうか?」「調査モード!」ソラは一回転し、自分のモードを切り替えた。ソラが使えるモードは3種類、調査モード、戦闘モード、手助けモードだ。「よし。」ソラは扉を開けて、隠し通路に入った。
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