タイトル未定【フォニイ】

憐想「この世で“造花”より綺麗な 　　　　　　　　花 　　　は*無い* わ」 朧「何故ならば」 --- 《《総て》》は --- 憐「**`嘘`**で出来ている」 --- antipathy world --- ｶｺ‥ 朧「……憐想‥？」 --- 朧（冗談､なんだよな？憐想） 朧「だって、こんなん…‥信じられるわけ‥」 ポタ… --- **`絶望`の雨** --- --- は --- --- あたしの｜傘《笠》を突いて --- ｻﾞｧｧｧｧ＿ 朧「なぁ…おい‥」 ｶｺﾝ --- 湿らす前髪とこころの`裏面` --- ｶｺﾝ ｶｺﾝ ｶｺﾝ 朧（ --- `煩`わしいわ --- 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　） --- 「＿おい…アレ、龍人じゃねェのか？」 「んん‥？ 　…本当だ‥！！！」 「まさか白虎の奴の死体を放置してたら、こんな獲物が釣れるとは…」 「いいか、絶対に逃すなよ。滅多にない｜獲物《大金》だぞ」 「あったりめぇよ」 「んじゃ、行ってきまｧす」 --- 朧「……」 「おー、こえぇw 眼力だけで人を殺せちまいそうだ」 「流石の龍人も、角を切られちゃ力が出ねぇわなァ？」 「これからお前は✖️✖️の印を焼いて、大金になってもらう。 　いいか？ジッとしてろよ。この印はそう何度もつけれるモンじゃねェんだからな…」 --- `ｼﾞｭｳｩ“＿＿＿` --- --- --- 何時しか --- 朧「‥まだ…手がいてェ‥」 朧（絶対に、皆殺しにしてやる。殺してやる、殺してやる。 　　俺が、この手で…ｯ！！！） --- 言の葉は疾うに《《枯れ》》きって --- 朧（なんでアイツが死ぬんだ） --- 事の実があたしに熟れている --- 朧「…__ハッ__情けねぇの。ボロボロじゃん」 朧（あの時、呑気に歩いてなかったら《《きっと助けれた》》） --- 鏡に映り*嘘* を描いて --- 朧「‥ゴミクズが」 朧（あと一日…そうしたらアイツらが来る‥奪って、殺して、お終い。 　　それで、お前の墓作って、それで…） --- 自らを見失なった絵画 --- --- パパッパラパッパララッパッパ --- --- 《《謎々》》 --- 朧（かぞえて） 朧「`遊`びましょう」 「コイツ…ッ‥ 　クソ、オイテメェら早く取り押」 ポタ‥ --- タタッタラタッタララッタッタ --- 朧（何故何故？） --- `《《此処`で》》踊っているでしょう --- ｻﾞｧｧｧｧｧ…＿ --- --- ｶｺﾝ…ｶｺﾝ‥ --- 簡単なことも解らないわ --- 朧（あたしって何だっけ……？） 《《それすら》》夜の手に絆されて 朧「…憐､__想__‥」 --- *愛* のように＿＿ --- --- 消える --- 朧（さようならも言えぬ儘） --- 泣いた フォニイ--- --- 嘘に絡まっているあたしは《《フォニイ》》 --- --- 「だれ…？」 --- 朧「ﾊｯ …憐想‥？ちが…アイツは‥」 --- 何時しか --- 朧（そらの音がいやに鳴り合って） --- 《《色の目》》があなたを溶いている --- 朧「…ﾎﾟﾛ‥」 「！？」 鏡に映るあたしを`欠`いて -- 誰しもが見間違った｜虚像《フェイク》 --- 朧「如何して…っ」 --- *愛* --- 朧（《《なんて》》ものに群がりそれを欲して生きるのだ） 朧「憐想…憐想っ‥ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ‥」 「だ、大丈夫…？ﾖｼﾖｼ‥」 --- 今日も泳いでいる夜の電車が通り去っていく --- 朧（憐想もちっさい時、こんな風にしてくれてたっけ…） 朧「ｸﾞｽﾞ‥ お前…名前は…？」 「僕…？僕は‥」 ---踊り明かせよ --- 「《《憐》》」 朧「＿ははっ、なんの縁なんだか‥」 --- パッパラパッパララッパッパ --- 憐「？…」 --- 謎々騙して歌いましょう --- 朧「憐、お前＿うち来る？ﾍﾗっ」 --- タタッタラタッタララッタッタ --- --- 何故何故 --- 朧（ --- `*此処*` が痛むのでしょう＿？ --- 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　） --- 朧（散々な日々は変わらないわ。 　　でも、それが日常で、俺らにとっての平和で…） --- 朧「＿……憐‥」 朧（冗談だろ？憐…だって、こんなん…） --- *`絶望`の雨*は止まないわ --- 朧「＿二の舞じゃ､ねぇか‥」 --- 「さようなら」も言えぬ儘 泣いた --- --- フォニイ --- 朧「なんでッ“…ｧ､っ」 *嘘* に絡まっている 朧（ただ＿＿ッ） --- 「ただ平和に暮らしたいだけなのに､なんで…なんで｜アイツら《人間》は、全部奪っていくんだよ…っ…！！！！？ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ」 --- 朧（簡単なことも解らないわ…あたしって何だっけ…‥） ---《《それすら》》夜の手に絆されて--- --- 愛 --- --- のように＿ --- 朧（消える） --- 「さようなら」「またね」と呟いた --- ---フォニイ --- 朧（嘘に絡まっている） --- 《《あたし》》はフォニイ --- --- 造花だけが知っている秘密のフォニイ ---