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第6話[勝敗]
やっとバトロワ編(?)終了です遅すぎる…
書いてるうちに書きたいことがどんどん出てきてつい長くなってしまうんですよね…分かりません?
分かるよねそうだよね…((幻聴の類
ハドside
教師「ノア=ロバーツがアドリアーナ=リーを倒しました。残り11人」
ハド「!?」
え…|アド《あいつ》が倒された…?
しかもノアって確か入学試験1位の奴じゃ…?
ハド(…あーあ、せっかく楽しめると思ったのに…)
…とりあえず他の奴倒しながらその“ノア”って奴を探すか…。
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ルカside
ノア「…ねぇ、なんか|悪寒《おかん》するんだけど…」
ルカ『うん…私も嫌な予感する…』
ノア「うーん…ルカ逃げる?」
ルカ『…そうさせてもらうわ…』
ノア「あれ、珍し…半分冗談だったんだけど…」
ルカ『多分その悪寒の正体ハドだもん…会いたくない、、』
ルカ『戦闘|勃発《ぼっぱつ》したら目立つかもだし…』
ノア「確かに、なるほどね笑」
ノア「じゃもうノアは終わるまでルカの方に近づかないようにするよ」
ルカ『…ん、その方が賢明。ほどほどにがんば笑』
ノア「そっちも、ね」
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しばらくして4人になった時、予想外のアナウンスが流れた。
教師「…あ、アエラス=ウィンドワードがノア=ロバーツと相打ちしました。残り2人」
ルカ(え、相打ち、!?)
てか|教師《先生》戸惑ってた感じしたなぁ、笑
まあ相打ちとかいう珍しい|脱落の仕方《落ち方》するからだろうけど。
…てか本当に|器用な《珍しい》脱落の仕方するもんだなぁ…
……じゃなくて。
ルカ(…あと残ってるのは…)
__ハドリアン=リー……。
ルカ(…最後くらいちゃんと戦ってもいっか。)
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〜時は少し|遡《さかのぼ》り〜
ハドside
ハド(ノアらしき人物は見つけた。見つけたんだが…)
あいつずっと他の奴と戦ったりしてる…。
終わったと思って奇襲かけに行ったら逃げるかのように移動するし。
ノア「はぁ…っ!」(剣で斬りかかる)
アエラス「“|大強風《ストロングゲイル》”!」
ノア「っ」(避ける)
モブ「うわあぁぁぁ…」(遥か遠くへ飛ばされる)
ノア「あ。笑」
アエラス「お前が避けるから…w」
ノア「いや何でノアのせい!?笑」
教師「アエラス=ウィンドワードがモブを倒しました。残り5人」
ノア「あ…w」
アエラス「僕が倒したことになってる、w」
ノア「そりゃまあ、アエラスの魔法で吹っ飛んでったからね…笑」
アエラス「…まあ、そうだけど笑」
ノア「…“スヴェート”!」
アエラス「“ハリケーン”!!」
ハド(…あれ、この感じって…)
ノア「…あ、これまさか…(察し)」(※この先起きる事経験済みの人)
アエラス「え?なんて言った、?」(何も分かってない人)
ノア「うわぁっ!!」
アエラス「ゔぁぁ…っ!?」
教師「…あ、アエラス=ウィンドワードとノア=ロバーツが相打ちしました。残り2人」
ハド(…えぇ…)
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ハド「…」
ハド「…!」
後ろから冷たい空気を感じ、|咄嗟《とっさ》に振り向く。
ルカ「あー、バレちゃった。奇襲しようとしたんだけど…」
ハド「…ルカ、?」
やっぱり|脱落して《落ちて》なかったか。
でもこいつ、確か7位だったはず…
…いや、そういえば…
《回想》
アド「なんか壊したわ…」
ハド「は、?何を?」
アド「え、見てなかったん?入学式の魔力測定の時」
ハド「あー、そん時トイレ行ってた、、」
アド「何で式の最中に、、」
ハド「|腹《はら》|痛《いた》かった」
アド「|訊《き》いてない」
ハド「は、??」
アド「魔導具3つあったらしいんだけどね。」
アド「私と…あの7位の人と8位の人が壊したから1位と|2位《あんた》はやらなくて良くなったの」
ハド「そんな事が…」
ハド「…てか7位の人って…ルカのことか?」
アド「そうそう、そんな名前の人」
ハド(忘れてやがる、、数時間前の出来事なのに…)
ハド「6〜4位の人達はどうだったんだ?」
アド「知らない。キョーミないし。」
ハド「えぇ…」
《回想終わり》
…そうそう、魔導具壊した奴|アド《あいつ》と|ルカ《この人》だわ。
ルカ「何でかなぁ、ハド心当たりある?これノアにしか破られてなかったんだけどなぁ…」
ハド「…いや、知るかよそんなの、、」
ハド(やべ、考え事してて何の話してたか忘れたわ。…ま、いいや)
ルカ「だよねぇ…ま、いっか。」
ハド「行くぞ…!」
全速力でルカに近づき、剣で斬りかかる。
が、すんでのところで避けられる。
ハド(…いや…|偶然《マグレ》だろ)
が、何度やっても当たらない。
ルカも斬りかかってくるが、俺もぎりぎりで避ける。
それが何回も繰り返される。|均衡《きんこう》状態だ。
ハド「何で当たんないんだよ…!?」
ルカ「いやそれはこっちのセリフ、」
何度やっても結果は同じ。これじゃあ持久戦になってしまう。
ハド「…ゔぁあ!もういい!“ネザー”!!」
…あ、やば。
つい使ってしまった。…ま、いっか。()
ルカ「“|稲妻《エクレール》”!!」
…俺の魔法とルカの魔法がぶつかるが、なぜか消えない。
ハド「…ん、?」
ルカ「あ、やばい!結界張って!!」
…瞬間、周りがカッと明るくなり、大爆発が起きる。
…目を開けると、町の約3/5が瓦礫の山になっていた。
ハド「な…何が起きたんだ…?」
ルカ「もしかしてさ、ハドの能力適正って闇?」
ハド「ああ、そうだが……」
ハド「…!?まさか…!」
ルカ「うん、私は光」
ルカ「さっきの“|雷《電気》”と“光”の魔法なんだよね」
…そう、普通違う属性同士の魔法がぶつかると消えてしまうが、例外がある。
それは光と闇の場合だ。光魔法と闇魔法がぶつかると、とてつもない威力の大爆発が起きるのだ。
ルカ「…ど、とうする?続ける?」
ハド「…続けるか、?笑」
教師「やめて!これ以上フィールドを破壊しないで!!」
教師の焦ったような声音がアナウンスされる。
ルカ「あー、もうハドの勝ちで良いですよ」
教師「そうしますか、、」
ハド「えぇ…(汗)」
ハド(…ん?ルカさっき“|雷《電気》”と“光”の魔法って言ったよな、?)
ハド(…え??二属性持ち…??)
ハド(いや、仮にそうでも混合魔法って中々使えないことで有名なんだが…???)
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備考
◯登場人物・詳細
・アエラス・ウィンドワード…ルカ達と同じAクラス。能力適正は自然。風魔法を得意とする。
ここまで戦っといて、まさかの勝敗はルカが譲って(?)終わりです。締まらないねぇ…(笑)
ルカとハドが戦ってる時攻撃が全然当たらなかったのは、現時点ではルカとハド2人のレベルがほぼ同じということを表しているつもりです。((伝わりました、?
最後ちょっと“あれ?”って感じですねぇ…笑
一応説明しますが、混合魔法とは複数の属性を組み合わせて発動する魔法ですね。
ご閲覧ありがとうございました。