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🌙 ... 壱日目 。🌗 。
青「えっと...ここが俺の部屋やんな、」
薄暗い城の中で、俺は一人つぶやく。
部屋の中は至ってシンプルで、ベット、水、トイレ、風呂など、生活するには充分だ。
青「...結構清潔や。こんなでかい城、誰が掃除してんのかなぁ...。」
なぜかホコリが一つもないため、掃除している人は中々マメなのだろう。
そんな他愛もないことを考えながら部屋の奥へと進む。
_____自分の役職を確認するために。
青「あ、...多分これやな。」
アンティークな黒い机にそっと置いてあるカード。
裏側が見えるようにおいてある。
カードすらも黒を基調としていて、真ん中には丁寧に悪魔の絵も描かれている。
青「...六人のうち、誰かが悪魔に...っ、」
「いや、考えない...、ふぅっ、市民でありますように...」
""ぺらっ、""
青「ぁ...」
--- 貴方は...【市民】です。 ---
青「___よし、っ...」
メンバーを殺さない。
けれど、自分が殺される可能性は高い。
怖い。
怖い。
でも、...俺が死ぬくらいなら全然いい。
あいつらが、メンバーが生きてくれていれば俺も幸せだから。
死んでもいいけど死にたくない。
もう、誰も信用できない。
生贄にされるのは夜らしいけど、やっぱり怖い。
青「俺は...部屋にこもろうかな......笑」
黒「もしもし?まろ?」
青「あれ!?あにき、電話...」
黒「あぁ、これ相手が電話でなくても俺が選択したらつながるから。」
青「そうなんや...」
黒「えっと...まろはだれかと一緒じゃなくていいん?」
青「今?」
黒「そうそう、他の奴らは多分ペアになったりするで」
青「へぇ...。俺はいい、かな笑」
黒「...そっか、」
青「うん、なんか怖くてさぁw
...ごめんな、」
黒「ええんよ。それじゃ、俺も一人でだらけとくわ。」
「あ、飯の時間になったらちゃんと食堂来いよ?」
青「はぁい!またね」
黒「うん、またな」
青「電話びびったな...」
「まぁええか。笑」
---
赤「...立ち回り、難しそうな役職だったな、」
自分の役職を確認した後、俺はため息をつきながらベットへダイブした。
なんでりうら達、こんなゲームに参加させられるんだ??
そう考えても意味ないか。
赤「あ"ぁ"ぁ...村人がよかったのにいぃ......」
「って言ってもしょうがないよね...」
赤「そういえば、...通話用のスマホもらったんだ、」
「誰かに電話しよ...っと、!」
大きな独り言を発して、俺はベットからソファへ移動した。
赤 (誰に電話しよ、)
(いむはなんか違うし、あにきは...なんか気分じゃない、)
(まろは一人でそそくさと部屋行っちゃったし、ないくんは悪魔陣営っぽい((偏見)
赤「...あ、もしもし、_____初兎ちゃん」
白『もしも〜し?りうちゃんが俺に...珍しいな?笑』
赤「あぁ、まあね...?」
「今は初兎ちゃんと話したくて。」
白「へぇ。...で、電話するってことはなんかあるんとちゃう?」
赤「...そうだね、 初兎ちゃんってさ、役職なんだった?」
白「俺?俺は"村人"やったけど...」
赤「りうらさ、..."騎士"なんだよね」
白「!」
赤「だから、立ち回りが難しくって悩んでたんだ」
白「...なるほど、?」
「本当かはわからんけど、みんなに言うたら悪魔に狙われるんとちゃう?」
赤「なんで?」
白「騎士は誰かを守れるやん」
「ということは、悪魔にとって最悪の役職。」
「だから早めに対処しておきたくなる。」
「......でしょ?」
赤「たしかに、」
白「まぁ、今はみんな疑心暗鬼だろうから。
言っても信じてもらえるかわからんしな」
赤「...ありがと、ちょっとわかったかも!」
「それzy...」
白「待って待って!」
赤「なにさw」
白「今日一緒に行動せん!?」
赤「あぁ。そんなこと?w いいよ。」
「初兎ちゃんの部屋行っていい?」
白「うん!ええで!」
赤「...ふふっ、初兎ちゃんと話すと元気出るからいいなぁ、笑」
「さてと!待たせちゃいけないから、早く部屋行こ〜♪」
---
水「な〜いちゃんっ!遊びに来たよ〜!」
こんにちなむなむほとけです!
よくわからないゲーム?に参加させられてるけど...。
暇だからないちゃんの部屋に突撃!
水「入れてよ〜!?」
桃「はぁ...まったく、入れ入れ」
水「わーい!!w」
桃「いむは怖くないんかw」
「こういう時くらい怖がれよwww」
水「...怖くないわけないじゃん。」
「怖いからこそ明るくしてるのに。」
桃「へっ、?w」
水「あはっwなんでもないよ!うそうそ!w」
桃「そ、?」
「ならいいけど。」
水「......。」
あれ?
普段、ないちゃんなら
「何があったんだよwほら、なんでも話して?」
って言ってくれるのに。
なんか、おかしい?
水「...ねぇないちゃん、お寿司...食べれるかなぁ」
桃「ここの食堂で?」
「あるわけないじゃん、俺は今肉が食べたい。」
水「えぁ、そっか、笑」
「...ないちゃん調子悪い?大丈夫?」
桃「別に、?」
水「そうだよね、ごめん...笑」
やっぱいつもと違うような...。
水「ないちゃんって...悪魔陣営だったりする?w」
桃「...いや?」
何今の間...っ!?!?
こわ...。
まぁ一人になるのは怖いし...。
水「ないちゃん。今日は一緒に過ごそ?」
桃「わかったよ笑 (微笑」
---
赤▷騎士?
水▷???
白▷村人?
桃▷???
青▷村人
黒▷???
赤 . 白で行動
水 . 桃で行動
青 、黒はそれぞれ個人行動
Next → 🌓
電話相手の吹き出しが『』から「」になってたけど気にしないでください笑笑
ちなみに、題名に🌗があると思うのですが...
🌗は午前、🌓は午後を意味します。
なので、今回は一日目の午前中だよってことです♪
題名に2個も月の絵文字があると読みづらいですが、まぁ大丈夫でしょ☆って感じです(??
🌙←これに意味はありませんので!
更に!一話1500文字程度と言いましたが、余裕で2000超えてます笑
時間のあるときにゆっくり読んでください!!w
以上2点、把握お願いします!