錦秋の病と終焉の幻想郷　#27

本編 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ のあ「…やっぱり紅魔館は広いね〜…」 えと「ね、どこを歩いても同じ景色だし」 るな「うちらやっぱり方向音痴すぎるんかな？」 のあ「まぁそうかも？」 えと「…あれ、この辺から声するよ」 るな「…！ほんとだ」 のあ「…この部屋じゃない？」 えと「……ほんとだ！じゃあ入ろっか」 そうして扉を開けた。 のあ「…失礼しまーす、、、」 霊夢「…あら、あなた達！きたのね」 レミリア「よかったわ、よく来れたわね」 咲夜「きてくれてありがとうございます。私がこの紅魔館のメイド、十六夜咲夜です。…って、美鈴から許可はもらったのかしら？」 るな「えっと、はい！早苗さん達に紅魔館まで案内してもらったんです！」 えむ「…あれ、3人とも、きてくれたの、、？」 のあ「わぁぁぁ！えむちゃん〜〜〜！！」 えと「よかった、無事で」 るな「大丈夫ですか！？」 えむ「えっと…なんか急に頭が痛くなって、倒れちゃったんですよね…」 霊夢「で、今咲夜がなんの風邪かとか調べてくれてるんだけど、えむのは風邪とかじゃないかもしれなくて、、」 るな「え、……じゃあ何なんでしょうか…？」 レミリア「今異変が起きているでしょう？ダークマターがスキマからきてる、「世界終了異変」。このままだと幻想郷が飲まれてしまうかもって。」 えと「はい。。でもそれがえむちゃんのと関係あるんですか？」 レミリア「えぇ。何か関係ありそうなの」 のあ「え！？」 咲夜「はい、えむさんが頭が痛くなって倒れた瞬間、何かが見えたそうで…。」 るな「何か……？」 --------------------- えむ「うっ……」 バタ。 ………何この感覚……また、、？ また、、、幻覚……？ 𓇡𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓇢𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓇡𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓇢𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃 ？？？1「うぅ……◯◯、◯◯！！」 ？？？2「…ごめんなさいね、◯◯◯。何も役立てなくて…」 ？？？1「違う！◯◯は…悪くない！！そうだ、そうだよ…こんなことになったのは全部過去のせいなんだから！」 ？？？2「……………っ」 ？？？1「だから、な？◯◯は悪くない！！あの時、秋を取り戻せたならば！！あぁ、………うわぁぁぁぁぁぁぁ！」 ？？？2「……もうやめて！やめて、◯◯◯！！」 ？？？1「………はっ」 ？？？2「そんなこと言わないで！そうしたら逆に過去にいたここの住民さん達に迷惑よ！？…ゲホっ、ゲホっ…」 ？？？1「あ………」 𓇡𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓇢𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓇡𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓇢𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃 ------------------------ 咲夜「…っていうのを見たらしいの。」 のあ「何それ、不気味すぎません…？」 えむ「そうなの、だから何が何やらわかんなくて、、しかもこの幻覚以外の幻覚も見てるの、」 えと「え！？」 霊夢「その幻覚も不気味でね。。」 𓇡𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓇢𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓇡𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓇢𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃 ？？？1「………◯◯、どうだ、陰陽玉は足りてるか？」 ？？？2「……………、、まぁそうね。足りるわ。」 ？？？1「あとはお前の力次第だな。」 ​ ？？？2「そうね、、……でもごめん、今はちょっとだるいから休むわ。」 ？？？1「……おう、そうか。大丈夫か？」 ​ ？？？2「あぁ、うん。大丈夫よ。◯◯◯。」 ​ ？？？1「そうか。なんかあったら言えよ！ゆっくりでいいからさ」 ？？？2「だから大丈夫だって！私が……この異変を、、かいけっっっ…うあ〝」 ？？？1「……は、え、◯◯！？！？！？大丈夫か！？！？おい、起きろ！！」 𓇡𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓇢𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓇡𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓇢𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃 霊夢「ってね。」 るな「え、怖……」 のあ「でもこれが異変と関係してるの？よくわかんないけど」 レミリア「…まぁ、あくまで私の考えよ。この幻覚、なんかストーリーみたいじゃない？」 えむ「ストーリー、、、？」 レミリア「えぇ。最初に見た幻覚は、なんか1人の人が倒れちゃって、もう1人の人が焦ってるじゃない。」 霊夢「うん…………。」 レミリア「で、次の幻覚は1人の人が寝込んで見えたのよね？」 えむ「うん、ぼやけていたけど、病気っぽかったよ。」 レミリア「そう、だから1人の人が病気？にかかっちゃって、それをもう1人の人が「過去のせいだから◯◯は関係ない、悪くない」って言ってる。まぁその人のせいで病気になったわけじゃないって言ってるのよね。」 レミリア「だから……ストーリーみたいに繋がってるわよね…？」 のあ「………はっ、確かに、！」 霊夢「でも謎が多すぎるわね……このストーリーって誰のどこの話なのかしら、」 咲夜「……まだよくわかりませんね。でもえむさん、すごいですね」 えむ「じ、自分でもよくわからないけど…(^_^;)」 レミリア「……まぁこれが異変に関係してないかもしれないからね。」 るな「ほんとに謎多い………」 霊夢「…でももう夕方ね。もう帰りましょうか」 のあ「えむちゃん、もう歩けそう？」 えむ「うん、大丈夫。」 えむ「えっと……咲夜さん、レミリアさん、ありがとう、！」 咲夜「こちらこそ。また何かあった時はきてくださいね」 レミリア「えぇ。頑張ってね」 霊夢「…じゃ、行こうか」 のあ「さようなら〜」 えと「またきます！」