公開中
新たな迷ゐ人
叶 「うわっ」
イ 「わっ」ドサッ
黛 「イブラヒム大丈夫?」
イ 「俺は平気。けど、」
叶 「誰?」
黛 「俺達は美術館にいたらここにつれてこられた。そっちは?」
叶 「僕も同じ感じだよ。僕は叶よろしくね。」
イ 「俺はイブラヒム。」
黛 「俺は黛灰どーぞよろしく。」
叶 「よろしくね。イブくん、まゆゆ。」
イ 「よろしく。」
黛 「とりあえず、早く出口を見つけよう。」
イ 「おー!」
イ 「そういえば、叶さんの薔薇って何色なの?」
叶 「僕の薔薇は黄色だよ。イブラヒムは?」
イ 「俺は赤。まゆ先輩が青」
叶 「僕は黒が好きだからな〜黒いバラとかがあったらいいけど、」
イ 「そうだね~」
黛 「ついたよ、こっちには鍵がかかっているからこっちに入るしかないと思う。」
イ 「じゃあ、入るか。」
がちゃっ
イ (あ、うさぎさんだ。かわいいな。)
黛 「なんで、こんな部屋ばっかなの…。」
叶 「え?可愛いと思うけど、イブくんはどう思う?」
イ 「可愛いと思う。」
黛 「え?」
叶 「だよね。」
黛 「もういい。出よう。」
ガチャン
イ 「あ、カギだ。」
叶 「これで向こうの部屋も行けるね。」
イ 「そうだね。」
がちゃっ
カサカサカサカサ
イ 「うわ、虫?」
叶 「絵から聞こえるけど」
バッ(針)
黛 「ふたりとも気を付けて!」
叶 「イブくん危ない!!」
バッ(針)
黛 「怪我してない?」
イ 「大丈夫だよ。」
黛 「よかった。ていうか、これが邪魔でそっちいけないんだけど。」
叶 「うーん。そのカギで向こうの部屋に行ってなにか探してくるのはどうだろう。」
黛 「けど、危険じゃない?」
叶 「大丈夫だよ。ね、イブくん。」
イ 「うーん。多分大丈夫だよ。」
黛 「まぁ、そうするしかないか。」
叶 「よし、じゃあ行ってみようか。」
イブラヒムside
叶 「うーん。来たのはいいけどなにもないね。あ、」
イ 「何かあった?」
叶 「パレッドナイフ」
イ 「それで、あのツルを切る?」
叶 「流石にできないよ。」
イ 「だよね。」
叶 「なにもないし、一旦戻ろっか。」
イ 「そうだね。」
パッ
叶 「え、何?」
イ 「電気が」
叶 「まぁいいや。戻ろう。」
イ 「あれ?石像が…」
叶 「どかそう。」
石像 (お前らごときがどかせると思うな!!)
イ 「どかないね。諦めて向こう行くしかないね。」
叶 「そうだね。」
石像 (え、俺出番終了!??)
イ 「わぁ。サーカスっぽい絵だね。」
叶 「ホントだ。この絵なんてピエロだし」
イ 「ほんとだ〜」
叶 「あ、まだ先があるみたいだね。」
イ 「うん。」
ガチャッ
イ 「先に来たけど、またまゆ先輩に会えるかな?」
叶 「大丈夫だよ。きっと。」
イ 「そうだよね。」
ここまで読んでいただきありがとうございました