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東方革新詠——前日譚
もっさま
ニュータイプってのは〜今回の主人公の〜カミーユって子の上司のクワトロって人の父が提唱した人類の希望(戦争の道具)だよ
人の心が何となく理解できたり邪気とか殺気が分かったりする超能力。行き過ぎると虚無に連れてかれたり精神崩壊したり死者の魂とか死ぬ時の声を聞いちゃうから色々ヤバい。
月面都市フォン・ブラウン市そこに彼は居た。
「——声が聞こえる」
彼、カミーユ・ビダンは言った。
脳内に響く、人をとある場所へ導くように聞こえる声。カミーユにはそれの正体は分からないが、掴めるものはあった。
「そこに、僕は連れて行かれないといけないって言うのか?何故…」
【何か】に話すように言っても返答はなく、空に消えてゆく。
「カミーユ——どうしたの?また…」
ドアをノックもせず黒髪の女性が入ってくる。幼馴染のファ・ユイリィだ。
ファは幼馴染ってよりかは今はガールフレンドや彼女、と言ったような言い回しが良いような関係だ。カミーユが入院していた頃も彼女は毎日見舞いに来て面倒を見て貰っていたらしい。本人はその頃の記憶は曖昧なようだから、それにこの話でそこは大事ではない。
「ファ……すまない。地球まで行く——連絡は取れるだろう、だが何かあるかもしれない」
「カミーユ……!私も…私も行くわ!カミーユが心配だから…」
ファは心からの心配があるのだろう。
グリプス戦役という同軍同士の内戦でカミーユが壊れてしまった時から、つきっきりになっていたから。カミーユにもその気持ちは全て理解している。
「でもすまないファ……俺一人で行く、ファを巻き込んではいけない気がするんだ———」
荷物を着替えなどは大体キャリーケースの中に元から入っていた。防災用みたいなものだが旅行で使っても足りないようなものはない。逆に旅行で使うようなものは大体入っている。
「カミーユ!!行っちゃヤダ…ねぇカミーユ!!」
彼女はただ彼の名を叫ぶだけ。
カミーユはファをそっと抱きしめ、都会と変わらないような街の中に消えて行った。
700文字ピッツァ!!!