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阿相 華恋の相談室! ②嫉妬
阿相さんしりーず第二作目!
今回は嫉妬してしまう、というお悩みを相談していきます(?)!
「えっと、キャラメルモカと、カフェラテと…」
「__キャラメルモカ、カフェラテ…__」
「以上でお願いします!」
「はい!キャラメルモカ、カフェラテ、アイスコーヒー、スパゲティナポリタン。ですね!かこしまりました!」
5時を過ぎ、相談室が終わってホールの手伝いをしていた。
「阿相さーん!電話―!」
突然店長に呼ばれた。電話?いつも店長が出るよね?
「はい。えっ、悠が!はい!は~い!」
「なになになになにぃ?」
いつも元気なホールのおばちゃんは、悠を彼氏…とか勘違いしたのか、興味津々で聞いてくる。
「いえ。別に。相談室に来てくれた子の友達も相談したいんだとか。」
「え~、恋バナかと思ったのにぃ!」
やっぱりな!ははは!もうおばちゃんの考えることはわかりやすすぎてすぐわかるぞ!
「店長。明日の3時から予約入りました。もう、予約制にしましょうw行列ができたら大変です。」
「うん、わかったよ👌」
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次の日の3時。
「こんにちは!」
「こんにちは!」
うん!元気な子が来たぞ☆
「名前は?」
「厘です!」
「私、阿相華恋っていうの。よろしくね!」
「よろしくお願いします!」
う~ん、元気だなぁ。疲労も吹っ飛んじゃうよ。
「飲み物何にする?」
「うーん、抹茶ラテ!」
抹茶。…抹茶⁉今の子って子供でも抹茶飲めるんだ、知らなかったぜ☆
「今日さぁ、どーしたの~?」
今回はいたくありませんようにと願いながら、エレベーターに注文票を入れ…ながら言う。
「嫉妬深くて…。」
「……嫉妬、ねぇ…。」
嫉妬かぁ。私の場合、嫉妬が秒で殺意に変わったりしてたからな…
「私…、嫉妬ってさ、よくわからないの。めっちゃ`口悪くなる`けど言うね。小さい頃からずぅっとマウント取られて生きてきたらさ、いつの間にかそれでチヤホヤされてる子見て、『んだコイツちょ~っとテストの点数高かっただけでチヤホヤされていい気になってさ~、さっさとくた〇れ!』って感じで。いいなぁ、というよりは、〇ね!とかって思ってたかなぁ…wだからぁあんまり嫉妬ってどういうものか…わかんない!」
まじ。別にみんなに言われて、そうなの~じゃなくて、え、そう?って感じの子だったらいいんだけど。
「そうじゃなくて…友達が、知らないこと喋ってて、「え、私より友達多いじゃん!いいなぁ」って。」
ばーん!
あ、取られて嫌じゃなくて、その子と仲良くなりたいけど話しかける勇気がない、と。
つまり、話しかければいいわけか。
勇気?勇気ってう~ん。
「じゃあもう思い切って話しかければ?」
うん、それしかないじゃあああああん!
「それが、むずかしくて…。」
「それなら話しかけるが一番じゃん?」
空気が読めない相談相手、参上!w
「うん。それならなんか面白そうなゲームしてるところにその子がいるから、とか、自分で話しかける理由を作るの。ちょっと見すぎは良くないけど、ストーカー未満のストーカーみたいなことしたらいいじゃん?」
ストーカー未満のストーカーって要するにストーカー予備隊☆
いいねぇ!(どこがだよ、よくねぇだろ)
「った!」
も~また当たったって!また怪我したって!
「大丈夫ですか?」
「うん、大丈夫、大丈夫。気にしないでいいからね。」
痛いよぅ!(´;ω;`)
「心配だけど…(華恋が)わかりました、やってみます!ストーカー未満のストーカー!出来なかったらまた来ます!では!」
といって、厘ちゃんは抹茶ラテを片手に、相談室のドアを開け、普通の席に座ったのだった。
ごめんねTOMATO!
厘しか思いつかなかったよ(´;ω;`)
抹茶ラテ、好きか知らんけどてけとーに書いた(すまん)
はい!相談相手なのに暴言ばっかりですみませんでした!
ではまた!ばいちゃ~(@^^)/~~~