いつかは蒼天が広がる　Ⅱ

『初めての友達』 --- 惺月「あの〜…?」 私は今、潮光と一緒にエレベータ?に乗っている。 潮光「ん?なんだ?」 惺月「私は今どこに行くんですかー?」 潮光「…俺の仕事場だ。」 仕事場ぁ…。私も仕事するのかな…?やだー… 潮光「そして、お前にもその仕事ができるかをチェックさせてもらう。」 えーっと?今なんて? 惺月「なんで私に聞かずに仕事をさせるんです!?」 潮光「だいじょーぶ。」 惺月「何が!?あと、なんの仕事?」 潮光「一言でいうと――」 　　　　　　 潮光「――｜争い《バトル》だな。」 ばとる?バトる?… 惺月「バトル!?」 潮光「…気づくのおっせーな。」 バトル…怖!?えっ、、ふつーにやりたくない 惺月「…やりたくないぃぃぃぃぃぃぃぃい!!!!」 潮光「もう遅い」 惺月「えっ!?」 ――チーン(エレベーター?が止まった音) 待って待って待って…やるしかないってこと!?まだ、心の準備がァァァァァ… ま、いっか!(((えぇぇぇぇぇ!? 潮光「ついたぞ。」 惺月「はぁい!」 私が大声ではぁい!と言ったからか潮光が目をぎょっと見開いた。別にそんな大声じゃなかったけどなぁ? 潮光「ちょっと待ってろ。」 惺月「はいはい。わかったわかった」 待ってよー。暇。暇すぎる。誰か来ないかn ???「きゃあぁぁぁぁああぁぁぁ!!!」 ゑ!?悲鳴?女の子の声だよね!? ???「ちょとー!潮光!何?この可愛い子は!?」 惺月「……………へ?」 どゆこと〜… 潮光「ｯﾁうるせぇな!　これだから…ﾎﾞｿｯ」 ???「ア”ァ"?」 なんか不穏… 惺月「あのぉ?」 ???「あらっ!ごめんねっ!私は咲煌!宜しくね!」 なんか元気で面白い!友だちになりたいなぁ… 咲煌「癒やされるっ!ねぇ惺月!私と友達にならない?」 ぇえぇぇぇぇえ!いいの!? 惺月「勿論!!!!」 やたぁぁぁぁぁあああ!!!!!!! 咲煌「やたぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 --- 『初めての友達』　ー完ー