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ねこの別れ
公園掃除してたらおもいついたww
バッドエンドですが、どーぞ!
「いってきます!」
これがきみの最期の言葉だった。
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「らいとぉ!まってよぉ!」
「へへっ、つかまるもーんかー!べー」
俺、らいとときみ、しゅあは昔からの幼馴染だった。きみは猫の子でみんなからは避けられていた。でも、俺はそれがめずらしくて、よく遊んでいた。そのうち、相手に恋心が芽生え、高校生になると同時に付き合い、いまは一緒の家に住んでいる。
ある日、きみの体調が悪くなった。
「ゴホッゴホッ らいと...」
「しゅあ、無理に喋らないで。」
俺はよくある風邪だと思っていた。でもそれが、こんなことになるとは思っていなかった。
きみの体調がよくなってきたある日、きみが買い物に行きたいと言い出した。
「しゅあ、まだ体調は万全じゃないんだから...」
「どうしても買いたい物があるの!お願い!」
きみはいつになく必死だったので、しぶしぶOKを出した。
「いってきます!」
そういい、きみは元気に外へ飛び出していった。
でも、2時間、3時間経ってもきみは帰ってこなかった。
俺は、外へ出て君を探した。でも、いなかった。
数日経っても帰ってこなかったら警察へ行こうと思っていた。
きみがいなくなった2日後、俺は友達に誘われ、カフェに行った。
そのとき、友達が発した言葉に思わず声を上げてしまった。
「なぁ、知っとる?猫って死ぬ時、大事な人の元を離れるんやってさ。遠いところで、大事な人を悲しませないために。」
「え、じゃあしゅあは...ごめん!ちょっと帰る!」
そういって、俺はカフェを出た。友達の言っていたことが本当なら、きみは...
「遠いところ...あそこかもしれない」
きみが行きそうな遠いところといえば...
「ここ、だよな...」
それは、俺ときみが付き合った、海のそばだった。
「しゅあは...あ、いた...しゅあ、しゅあ、しゅあ!」
かけよると、君の体は冷たかった。服や髪は濡れていて、きっとうちあげられたのだろう。
「しゅあ、もどってきてよ...」
俺は、君の前で泣いた。それはあの時以来だった。
俺が最初に君の前で泣いたのは小4の時だった。
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「俺の親、離婚しちゃうんだってさ。」
「え?そうなの...?」
俺は両親が大好きだった。家族でいる時間がなによりの幸せだった。
「もう、家族でいられないんだってさ...」
俺は自然と涙を流した。親の前では泣かなかったのに。君の前では泣いてしまった。
「ごめんな、こんな歳で泣いて...情けないよなっ」
俺は頑張って笑った。泣いているところを見られるのが情けなかったから。
「いいんじゃない。泣いても。悲しいときは泣いたらいいじゃん、悲しいって言えばいいじゃん。」
「しゅあ、ありがとう...」
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「しゅあ、しゅあ、しゅあ!俺悲しいよ。しゅあがいなくなるのわっ!」
俺は涙が出なくなるまで泣いた。泣いてる間はずっと波が俺の足元を濡らしていた。まるでしゅあが大丈夫と言うように...
はい、バッドエンド。感動系初めて書いた。むずっ!
ちな、猫が大切な人の前から離れて死ぬのはホントだった気がする。
ばーい