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降り注ぐ雨と相合傘
主人公 雫(しずく)
恋相手 悠(はる)
私、雫.
血の繋がっていないお姉ちゃんがシンプルでおしゃれだとか言ってつけた名前.だけど私は気にいらない.
そう思ったのはあの日の夕方
私は3才までは本当の親に育てられてたんだって
だけど3才の6月.つまり梅雨
お母さんとお父さんがスーパーに行く時私は留守だった.
兄も姉も居ないからじっと絵を描いて待つだけ.だったはずなのに
5、6時間たったのかな.3時から行ったはずなのに9時ぐらいになっても誰もいない
帰ってきたはず.そう思って玄関を迎えに行った.でも居たのは母方のおばあちゃんおじいちゃん.
「お母さんたちは!」
私は叫ぶ.だけど
「死んだの.車に轢かれて.雨で相手の車が滑って衝突したのよ」
としか言わない.父方の叔母父も一緒に乗ってたから死んじゃった.
でも1年後、母方叔母父に育ててくれてたのに死んだ.だから施設にいる
でも施設も廃墟になった
私はそして養父母に育てられた
養子では姉も兄もいて嬉しかった
だけど新しい名前はお母さんたちがつけた菜乃じゃない
雫.嫌な思い出にわかる雫.だからもうこんな名前は気に入らない
でも楽しかった.
そんな残酷過去がある.今日は晴れ
安心だ
~放課後~
うわ…雨じゃん.
無理無理、傘持ってないっつーの
「傘持ってないの?」
あ、悠.私の好きな子.
私は頷く.
「一緒に使お~」
え…っとえ?
「ありがと」
わあとっさに返事しちゃったよぉぉぉぉ
相合傘ぁ???????心臓もたないよぉ?
~10分後~
「俺こっちだから。傘貸すわ、明日返して」
そう言って私にメモと開きっぱなしの傘を貸す。
メモを見ると…
『俺、雫のこと好きだから付き合ってください.返事は明日お願い』
だった
それからも私たちは付き合って楽しい人生を送りました
はい久々に書いてみました
前はね、莉愛っていうアカウントでやってたんですが消してまた作り直した!よろしくね