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🍷 2nd_
キスあり
?「___、__て、_きてー」
羽「…ん、ぅ……」
私が目を覚ますと、イケメンの男の人が目の前にいた。
部屋は赤い感じで壁に薔薇が描いてある。
そして、私はちぐさくんのことを思い出す。
多分、ここはそのお店だろう。
?「あ、起きた」
?「ちぐから話は聞いてるよ」
羽「…?…だ、誰…?」
?「あぁ、俺はまぜ太」
ま「まぜ太って呼んで」
羽「あ、うん…」
ま「ねぇ、…しちゃってさ、やなこと忘れちゃおーよ♡」
羽「する、って…?」
ま「え、もしかして処女なの?」
ま「うわぁ、攻め甲斐がある…♡」
羽「ま、まって…!」
私はようやくまぜ太くんの言っていることを理解し、慌てて起きあがろうとした。
が、私は力がないので、抵抗できない。
そのうちに、まぜ太くんは悪魔のような笑みを浮かべ、私の顔に手をかけ、キスをしてきた。
ま「…チュッ…チュ、チュ…」
羽「んむ…ッ…!?」
どんどん力が抜けていく。
そこに、扉が開く音がした。
ち「あ~っ!?抜け駆けしてる!!」
?「うわ、まぜ初対面だろ?嫌われるぞ変態」
ま「パッ…えー、あっとひどー」
?「事実だ」
私は、急に離されてベットにへたり込んだ。
起きあがろうとしても、力が抜けて足が震えている。
?「あ、足がくがくしてる…まぜお前嫌われるぞマジで」
ま「えぇッ、やだって…ごめんね」
羽「フルフル」
?「俺あっと、よろしくね、あっとって呼んで。さっきはまぜが本当にごめんなさい」
羽「あ、あっとくん、は、悪く、ないから…っ…」
いきなりキスされた怖さと驚きで、声まで震えて、涙まで出てくる。
すると、ちぐさくんがふわっと抱きしめてくれた。
そこに、あっとくんが言葉を重ねる。
あ「お前処女ってわかった上に勝手に許可もなく…成人とはいえなりたてだし女の子だぞ」
あ「しかも泣かせて…」
あ「まぜがちで最低だぞ」
ち「羽瑠ちゃん震えてるー…かわいそう…」
ま「ねぇごめんって、!!」
そして、まぜ太くんはあっとくんに連行されていった。
もう涙も止まり、震えも少しおさまってきた。
ち「ここ個室だからゆっくりしていいからね」
部屋を見ようと立ちあがろうとすると、まだ足が震えていた。
ち「まだがくがくしてるね、」
ち「あ、そうだ!…もしもし?あっきぃ?来てくれない?」
ち「そう、まぜちが悪いんだけどねw」
また誰かと電話し、電話を切ってからまた微笑む。
ち「ちょっと別の部屋移動するね」
羽「う、ん…っ…」
?「お待たせ!ちぐちゃんいる?」
ち「あっきぃ!居るよ」
その人はあっきぃと名乗った。
あ「呼び捨てで良いからね」
あ「うちのまぜちがごめんね、」
羽「ぜ、全然…」
あ「…震えてるよ、大丈夫じゃ無いでしょ」
あっきぃは、そっと私に近づくと、お姫様抱っこで私を持ち上げた。
羽「ひゃ…っ…!?//」
羽「待って、っ…重いから…!」
あ「え、めっちゃ軽いじゃん…ご飯食べてる?」
羽「重いって…っ!」
あ「暴れると落ちるからねー」
あっきぃはそういたずらっぽく笑い、別の部屋に連行して行った。
あら、ちょっとえっっだったねw