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#2 『正体?』
毎日投稿いけそうƪ(˘⌣˘)ʃ
《次の日》
一桜莉「…。」
叶夜「一桜莉!!」
一桜莉「ッ?!」
叶夜「なぁ〜にぼーっとしてるんだよ!!」
一桜莉「ちょっと考え事。」
叶夜「ふ〜ん。なぁ!今日は駄菓子屋行こうぜ!!」
一桜莉「街に行くの?」
叶夜「おう!嫌だ?」
一桜莉「ちょっと怖い…。街に出たことないから。」
叶夜「なら、これやるよ!!」
一桜莉「上着?」
叶夜「これなら、フードついてるし!被ってれば怖くないだろ?!」
一桜莉「ありがとう…?」
叶夜に嘘ついた。街には行ったことある。街は、確かに怖いけどそれ以上に“バレる”ことが怖い。
フードを深く被っていればきっと大丈夫だよね。バレないよね…。
俺と叶夜は、森から少し離れた街に向かった。
言うタイミングがあるかどうかは分からない。
でも、もう隠すのは嫌だ!!
そんなことを思っているうちに、駄菓子屋に着いていた。
叶夜「これと〜あっ!これも買っちゃお!!」
叶夜のカゴは今にも中身がこぼれ落ちそうなほどいっぱいに駄菓子が入っていた。
これには、駄菓子屋のおばさんも目を丸くしていた。
一桜莉「ねぇ。叶夜?か、買すぎじゃない?」
叶夜「そんなことねぇ!!一桜莉の分もあるからな!!」
一桜莉「…。」
もう何も言わずに好きにやらせよう。止めても無駄だ…。
叶夜は本当に全部買ってしまった。満足したのか、鼻歌を歌っていた。このまま森へ帰る……はずだった。
叶夜「あ〜!!ゲーセンだ!!行こうぜ一桜莉!!」
拒否権なんてものなく、ゲーセンに入ることになった。
叶夜「よーし、これで勝負だ!!」
叶夜が選んだのは、2人でやるゲーム?みたいな物だ。
一桜莉「む〜…」
叶夜「おりゃ!」
---
叶夜「だ〜!!!!負けた…」
一桜莉「ギリギリ勝った。叶夜強いね。」
叶夜「悔しい!!今度は、クレーンゲームで勝負だ!!!」
一桜莉「元気だね…」
ゲーセンで1時間くらい遊んだ。クレーンゲームは叶夜の勝ちで、叶夜はまた満足したのか鼻歌を歌っている。今度こそ、森に帰る。言うなら…今?
一桜莉「ねぇ…!ky…」
言おうと思ったら強く風が吹いてフードが取れてしまった。その瞬間___
**“鬼だ!!!!” **
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