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1 改造人間
目を覚ますと、そこには白衣をまとった3人の男たちが私を囲んでいた。
「目を覚ましたか、A-003。」
白衣の中の1人がそう言った。
えーのぜろぜろさん…?
私のことかな…
「フェーズ|2《ツー》までは順調だ」
え、なに?
フェーズ|2《ツー》???
「フフフ…|被験体番号 A-003《これ》 が成功すれば、この世界は我々の手のなかだ」
この人たちは、何を言っているの…?
怖いよ…
「ハハハ!ワクワクするなァ…じゃ、早速…」
「「「|フェーズ3《最終段階》移行開始だ」」」
そして私は再び、深い眠りについた。
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少女が次に目を覚ました場所は、厳重な警備・監視が施された|檻《おり》の中だった。
少女の入っている檻以外に、何千個も檻が並べられている。
その檻の中には、少女と同じように拉致され、そのまま改造された生物が入れられていた。
彼らは、兵器なのだ。
悪の組織、ディグフビーによって研究・開発された**改造人間**なのだ。
そしてこの物語は、その中(改造人間)の一体である被験体番号 A-003、いわゆる「少女」のお話。
少女の未来は果たして、明るいものとなるのか、それとも…………
読んでくれてありがとうございますー!
この先の話はよく決めてないです笑