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第四話ー家族のもとへー
「ねぇ、お姉ちゃん。」
「な、なんで..、ッ?」
「なんで逃げたの。」
子供から憎しみと殺気が感じ取れた。
「ひッ」
「なんでにげたの?ねぇ、ねぇこたえてよはやく」
やめて、
「ここにッ、来たくて、」
やめて、そんなこと言いたいわけじゃない、
「来たけどッ、怖くなって、」
違う、私はそんなこと思っていない。
「、逃げた...」
違う、違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う。
「おねえちゃん、そんなこというんだ。」
「ぇ、、...」
いつの間にか女の子は金色の大きなハサミを持っていた。
「あ、」
どし
尻もちをついた。レンガの冷たい感触が体を縛るように感じる。
「違う、やめて、やだ、死にたくない、」
涙目になる。体が動かない。
危険だって、わかってるのに。逃げなきゃいけないのに。
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「めいわくなきゃくはつぶしていいっておしえられたの。」
「違う、違う」
「ごりよう、ありがとうございました、」
「いや、いや"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"!!!!」
ブン!
金色の鋏が脳天に向かって振りかぶられる。
ぐしゃ
鉄のにおいが鼻をくすぐる。
赤黒い血がレンガに流れる。
「ふへ、♪」
ぐしゃ、ぐちゃ
何回も鋏を死体に向かって振りかぶる。
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「あ、かえりちがついちゃった...」
ベリッ
血のついた爪をはがす
「おにんぎょうさんにいれよう!」
「~♪」
「速報です。⁇市で、刃物に刺された女の子の遺体が見つかりました」
「警察は~~~~」
「この事件が多いなぁ...昨日は男性、今日は女の子か....次は俺だったりして。」
「よお!」
「お!、じゃあ行こうぜ!!」