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爆轟ー!!
ネタ思いつかねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ
どうしようどうしようどうしよう
愛され?ってのをやってみようかなぁ
「とーどーろきっ!」
朝。自席に座っていた俺に、上鳴が声をかけてくる。
「…お、上鳴。おはよう」
「ははっ、今日もぽやぽやしてんねぇ~…」
…?
頭には「?」しか浮かんでいないが、まぁとりあえず「そうか、」と相槌を打った。
「轟ィ!!昨日のテレビ見たかァ!?」
「え、見てねぇ…」
上鳴に続き声をかけてきた切島に、申し訳ないがそう答える。
「そうかぁ…けど、昨日めちゃくちゃ面白かったんだよ!!!」
「そ、そうなのか…」
そもそも、俺はあまりテレビとか見ねぇから…
心の中でもう一度謝りながら、どんどん進んでいく会話に置いて行かれ始める。
どうしよ…全然聞いてなかった。
これ、俺に話振られたら終わりなんじゃ…
頼む、俺に振らないでくれ…心の中でそう祈っていると、後ろから女子たちの声。
「とどろきぃー!」
「ねね、愛してるゲーム!やろ!!」
芦戸の口からでた「愛してるゲーム」という言葉。…なんだそれ。
「なんだ、それ」
「えーっと、二人で見つめあいながら『愛してる』って言って、
先にニヤついたり笑ったり限界化したり(?)した方が負け!」
「じゃまずはー…上鳴と轟やってみよっか!!」
「えぇー、俺ぇ~?」
麗日の説明通りにやってみる。
「じゃ俺から…愛してる!」
「「「「おぉー…」」」」と、周りの感心?の声。
「次轟…」
「おう。…愛してる」
「ぐはっっっ」
言ってみると、目の前の上鳴が鼻血を出しながら倒れた。
あ…やってしまった。俺が「愛してる」って言うと死ぬんだ…
「あぁー!上鳴の負けぇー!!」
「さっすが轟くんやねぇ~…」
「えーっと次はぁ…じゃ麗日やってみよ!」
「えっ絶対無理絶対無理!!!」
さっきと同じようにやってみると、またもや麗日は倒れた。
あぁ…このままだと俺殺人犯になる…ほぼ敵(ヴィラン)…
「えーと、次……あっ、爆豪いるじゃーん!」
「あ″?」
そのまま芦戸は、爆豪に声をかける。
ごちゃごちゃ話している二人を眺めていると、ようやく爆豪が了承したのか
こちらに戻ってきた。
「じゃ、次は爆豪とね!轟」
「あぁ」
「まぁ多分轟くんなら爆豪くんもいちころよねぇ~」
「っち…こんな意味わかんねぇのやらせやがって…」
目の前には、爆豪のいつも通り険しい表情。
「俺、爆豪は殺したくない…」
「あ″ぁ!?てめぇふざけんな!!俺がてめぇごときにやられるわけねぇだろ!!!」
でも、この流れでいくと…爆豪も…
「まぁ始めよっか~」
「じゃあまず轟!」
「愛してる。」
おぉ~…とか、やっぱ格が違う…とか声が上がっている。
「じゃ次爆豪!この流れで行くと轟圧勝だぞ~?」
たしかに、今のところ誰の「愛してる」も効いていない気がする。
「はぁぁ……あいしてる。」
「っ…」
…と、思っていたのだが。
爆豪の「あいしてる」は、明らかに俺の心にぶっ刺さった。(恋愛的)
「えっ轟顔赤っ」
「えまじ?そんなことある?」
「爆豪すげぇ~…!」
「てめぇらの愛してるは気持ちがこもってねぇんだよ。俺が轟のこと
いっちゃん愛してる」
「~~っ……///」
さらに追い打ちを食らった俺。もうほんとに、倒れそう…
最初は意味が分からなかったゲームで、轟くんは恋心に気づきました。
かわいいです。
リク遅くなってごめんなさい…