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私 初心者悪役令嬢。(3)
こんなの理想すぎるでしょ、、
まるで物語の世界みたい。
自分の姿も変わっているのかな、
そう思い、私はベットから立ち上がり、ドレッサーの鏡を見る。
すると、
え、、
嘘、顔が、、!!!!!
そこには顔も美しくて、スタイルも抜群でふわふわでサラサラの髪の毛。
そう。自分とは思えない人が映っていた。
そんなわけある、、!?
よく見る異世界転生の漫画のヒロインみたい。
ほんとに現実、、!?
ハルト「リリジュ姫、朝食を食べましょう。」
「わ、わかりましたわ。」
とりあえず姫っぽい口調してたらいけるんじゃ。。
なんてことを考えていた、
そして朝食で出てきたのは、ものすごく豪華な朝食。
ふわふわの小さなパンが五個。
彩のいいサラダ、ふわふわのオムレツとデザートはバイキング形式。
しかもどれも冷めていなくて、全部ホカホカでおいしそう。
それに姫も私だけじゃなくて、いろいろな綺麗な姫がいる。
私は思わずぽかーんと、口を開けてしまう。
だってこんなの初めてなんだから。
そして、朝食を一口食べると、想像以上に美味しくて、つい、
「美味しい!!!」
と大声で言ってしまった。
そんなこと言ったらほかの姫もびっくりして、一気に私に注目がいった。
姫1「ふふっ、なにいってるんですか、リリジュ姫。
そんなこと言うの初めてじゃない、」
一人の姫がそう言う。
「あの、、この人は、、」
隣のハルトさんにこっそりと聞く。
ハルト「ああ、この人はヘーベル姫。ここにいる姫の中で一番年上のお方だ。」
そうなんだ、、めちゃくちゃきれいだな、、宝石みたい。
ヘーベル姫、、覚えとかなきゃ。じゃないと私きっと処刑される、、!!
「へ、ヘーベル姫、そうですかね。。?」
ヘーベル「何言ってるのよ(笑)覚えていないの?あなたはもともとほぼ何も言葉に出さないし、
何も表情に出さないじゃない(笑)」
なんだかんだ、私が姫とお話をしていると、なんだか周りの姫がざわざわしてきた。
なんだかこそこそと話している。
でも少し内容が聞こえた。
「失礼な令嬢のくせにヘーベル様と絡んで、、調子に乗っている。」
「ねえ、(笑)そうよね~」
私って、、嫌われてる感じ...?
すごく悲しくなった。
「ねえ。周りの姫って、、私のこと嫌っているの?」
ハルトさんに聞いた。
ハルト「言っていいのかわからないけど、、リリジュ姫は、だいぶ前からいわゆる悪役令嬢のような
ポジションで、、少し酷いことをしていたんです。」
嘘、、悪役令嬢!?
こんなキラキラ生活を送れると思ったら、こんな悪役令嬢なんて、、
「ええっと、、一体どんなことを、、?」
ハルト「う~んと、、ほかの姫の高価な靴を盗んだり、、少し軽いいじめを、、、
だから、最初婚約するときはできれば違う姫と婚約したかったんですけれど、(笑)」
結構ひどいことしてたんだ。。私、(?)
どうしよう、このままじゃたくさんの人に嫌われて、、もうこんなキラキラ生活できないかも、!!
朝食を食べながら、ずうっとそのことを考えてしまっていた。
このまま私は悪役令嬢を演じるべき、、、!?
最後まで見てくださりありがとうございます。最近たくさんの方が応援メッセージをくださります。
毎回本当にうれしくて、もう何回もファンレターを見返してしまいます(笑)
これからも応援よろしくお願いします💞