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呪術俳優
フィリー
SASUKE「呪いの王も最強も、池に落ちればただの役者」
緑山スタジオに組まれた巨大な鋼鉄の要塞。実況席には「一流芸能人」の座を守った乙骨憂太がゲスト解説として座り、現場は異様な熱気に包まれていました。
ゼッケン1番:虎杖悠仁「驚異の身体能力」
「よっしゃ! じいちゃん、見ててくれよ!」
虎杖悠仁役の俳優が、第1エリアに挑みます。
爆走:クワッドステップスを獣のような速さで駆け抜け、そり立つ壁を一発でクリア。
ハプニング:あまりに身体能力が高すぎて、第3エリアのクリフハンガーで「あ、これ指2本でいけるわ」とアドリブをかまし、放送事故寸前の超絶パフォーマンスを披露。
ゼッケン50番:五条悟「最強、まさかの失態」
「僕にとって、重力なんてないようなもんだからね」
五条悟が、目隠し(サングラス)を外して登場。
瞬殺:第1エリアを「術式:順転(実際はただの跳躍)」のような動きでクリアしますが、第2エリアの「ローリングヒル」で「あ、サングラス落ちそう」と気にした一瞬の隙に足を滑らせ、そのまま池へドボン。
実況:「最強の呪術師、緑山に沈む!! まさかの第2エリア脱落ー!」
池から上がってきた五条は「……次は、無下限呪術をSASUKEのルールに組み込んでもらうよう交渉するよ」と、びしょ濡れで爽やかに言い残しました。
ゼッケン99番:両面宿儺「格付けのリベンジ」
「フン、こんな猿の遊び、指1本で十分だ」
格付けの屈辱を晴らすべく、両面宿儺が登場。
圧倒的威圧感:第1、第2エリアを、一切の無駄がない動きで冷徹にクリア。背後では裏梅役が「宿儺様! タオルを冷やして(氷凝呪法)お待ちしております!」と叫びながら並走。
まさかの結末:第3エリア「バーティカルリミット」の最中、スタッフのミスで流れたBGM(格付けのBGM)に一瞬動揺。「カマボコの記憶」が蘇り、手が滑って落下。
「……裏梅、今すぐあのPA卓を解体しろ」
乙骨憂太の「神解説」
ゲスト席の乙骨は、仲間たちが落ちるたびに「惜しかったですね」「次は僕が支えます」と、SASUKEのルールを無視した優しすぎるコメントを連発。
最終的に、ファイナルステージに残ったのは、ストイックにジムに通い詰めた禪院真希だけでした。
「SASUKEの壁、呪霊より高いわね」
頂上でボタンを押した真希が、夜空に向かってガッツポーズ。その横で、池に落ちた五条と宿儺が、仲良くお揃いのバスローブを着て「今のシーン、撮り直しできないの?」と監督(プロデューサー)に詰め寄ってました。
SASUKE「伏黒恵の、完璧すぎるシミュレーション」
五条や宿儺が派手に池に落ちていた裏で、伏黒恵役の俳優は、誰よりも「役者」として、そして「SASUKEファン」として本気でこの要塞に挑んでいました。
1. 1ヶ月前から自宅に「そり立つ壁」
「……役作りですから」
伏黒は、撮影の合間にホームセンターへ通い、自宅の庭に実寸大の「そり立つ壁」と「クリフハンガー」を自作。
それを見に来た虎杖悠仁に「恵、これ呪術の特訓よりキツくね?」と引かれるも、無表情で懸垂を続け、背中に「トクサの影」のような見事な筋肉を完成させていました。
本番:影から現れる「エリア攻略の鬼」
ゼッケン20番で登場した伏黒。
「布瑠部由良由良(ふるべゆらゆら)……」と呟きながら(※ただの集中を高めるルーティン)、驚異的な安定感で第1エリアを突破。
第2エリア:水上を走るエリアでは、まるで式神の足場があるかのような完璧な重心移動。「あいつ、影の上を走ってるのか?」と実況が錯覚するほどの軽やかさ。
解説の乙骨:「伏黒くん、実は撮影の合間もずっと鉄棒で指を鍛えてましたからね。努力の天才ですよ」と誇らしげ。
「最強」からの嫌がらせ
第3エリアの難所、クリフハンガーに差し掛かった時、池に落ちて暇になった五条悟が、並走しながら余計な応援を始めます。
「恵ー! 頑張れー! そこ、右手の小指を呪力(気合)で立てて!」
「……五条先生、集中してるんで黙ってください」
五条のヤジを完全に無視し、指一本の力だけで要塞を支配する伏黒。そのストイックな姿に、会場の女性ファンからは悲鳴のような歓声が上がりました。
頂上での「伏黒スマイル」
ファイナルステージの綱登り。残り3秒でボタンを押した伏黒は、頂上で荒い息をつきながら、地上で見守る虎杖や釘崎、そしてニヤニヤしている五条に向かって、劇中では絶対に見せない「満面の笑み」でピースサイン。
これにはモニターを見ていた両面宿儺も、「……フン、面白い。来年は俺の肉体(虎杖)ではなく、あの器(伏黒)でSASUKEに出るか」と、謎のスカウト意欲を燃やしていました。
「伏黒! お前、最高にかっこよかったぞ!」
池から上がってきた虎杖と抱き合う伏黒。しかし、その夜の反省会では「……第2エリアの着地、2センチずれた。まだ修行が足りない」と、どこまでもストイックなままでした。
「SASUKE完全制覇者・伏黒恵」のお話でした!