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1話 いつものこと
きらです!
お話始まります
どうぞ〜
※パクリとかじゃないです
初兎side
ピピピピピピピピ
カチッ
はぁ…もう朝か…
嫌やな…
【学校】
モ「でさ〜!!」
モ2「あははww」
し「…」
いいなぁ…俺もこんな風になれたら、
高校に入学して1ヶ月経ったけど、未だに友達なんていない
誰でもいいからお話してみたいなぁ…
?「…あの?」
し「ぁ、はい」
?「君、1人?」
し「ぇ、あ…そうです」
話しかけられてもこんな調子だから無理もない
いつものこと
なのに…
?「良かった〜!!実は俺もさ、話す人おらんくてさ」
し「そう、なんですね…」
ゆ「俺、獅子尾悠佑や よろしくな」
し「あ、有栖初兎です…よろ‥しくお願いします…」
ゆ「初兎…でええか?」
し「はい…大丈夫ですよ…」
ゆ「敬語外してええよ」
し「え、…」
ゆ「堅苦しいし…な?」
いきなり敬語を外すのは少し大変
今までクラスメイトたちとも敬語でしか話したこともないし…
し「ゆ、ゆうすけさん‥えっと、悠くんでええ…?」
ゆ「ええよ〜!」
し「ありがと…」
ゆ「?」
し「あ、あの‥話しかけてくれて…誰とも‥話せんかったから…」
ゆ「あ〜、全然ええよ 俺もここのクラスの奴とあんま話さんし」
とりあえず…話すことが出来たから、学校では何も起こらずいつも通り終わっていった
モ「またね〜」
モ2「ばいば〜い」
モ3「一緒帰ろ〜」
モ4「いいよ〜〜」
俺の最悪な時間はここからなんよな…
【家】
し「…ただいま帰りました…」
兄「おっせぇよ、待たせんじゃねぇ」
し「…ごめんなさい…」
兄「いいから殴らせろ」
殴×3
し「っ…」
兄「wwビビってんの?」
蹴る
し「…」
兄「wwはー、面白い さっさと晩ごはん作れ」
し「はい…」
親はこのことを知らない
誰も見ていないときにされるから、言ったとしても証拠がないからと信じてもらえないかもしれない
し「出来ました…」
兄「味が俺の好みじゃないからいいや〜、いらね」
兄「コンビニ弁当買ってくるわ」
し「…」
ガチャ(兄が出ていく)
し「はぁ…」
好みじゃないから、とか言ってるけど、いつもはたくさん食べてるから、どうせ嫌がらせだろうけど…
母さん達早く帰ってこないかな…
こんなことになりたくなかった、…
いつからこんなことになったのかな‥兄から優しくしてもらった記憶なんてない
そもそも、優しくしてくれたのか、疑ってしまう
まぁ…これも、 いつものこと やけどね…
ピコン
し「…?」
L◯NE
母『今日も父さんと母さん、遅くなりそう』
母『ご飯は残さなくてもいいよ』
母さん達、大変そうだなぁ…
L◯NE
『分かった、頑張ってね』し
既読
母『ありがとう』
母さん達、帰ってこないし、家にいても兄さんに殴られるだけだから夜は外で過ごそうかな…
あ、…片付けてないと…怒られる…
片付けた
少し涼しそうだし、上着持っていかないと…
ガチャ
し「行ってきます…」
タイミングわからなくてここで切ってしまった…