公開中
『何でも屋』バームクーヘンの日小説2024
去年(2023年)のバームクーヘンの日の小説↓
https://tanpen.net/novel/643da742-ad08-42c6-ae5e-012e76052aab/
今年もやってきました。
今年はどんなことをするでしょうか。
それではどうぞ。
華野ヨウsite
俺はバームクーヘンを買ってきた。
スーパーマーケットでありそうな、ドーナツのような形をしたバームクーヘンの3分の1を袋で包装されているものを買った。
俺は何でも屋の従業員が5人なので、5袋買った。
(何でも屋にて…)
華野ヨウ『ただいまー。バームクーヘン買ってきたよ。』
日向りむ『気が効くね!丁度甘いもの食べたいって思って、思わずプリンに手を出そうとしてたんだ〜』
華野ヨウ『太るぞりむ。』
羽瀬川オルカ『甘いものは別腹やからなぁ〜』
華野ヨウ『オルカもりむと同じになってしまう!?』
りむ『そういえばお客さん来てるんだ〜』
そこには椅子に座っている佐藤ポラがいた。
佐藤ポラ『久しぶりだな。せっかくポラ様がこちらまではるばるきてあげたというのに…』
りむ『そういえばヨウくんがバームクーヘンを買ってきてくれたんだ〜』
ポラ『食わせてもらおう。』
食う気満々じゃねえか!!
俺は袋からバームクーヘンを取り出した。それと同時に別の部屋の扉から美夜ココがやってきた。
まるでバームクーヘンの匂いに釣られたように…
美夜ココ『丁度ファンクラブ限定ボイスを録り終わったところ。』
ポラ『ほう。そのなんとかボイスっていうのは、どんなのだ?』
ココ『甘めでドロドロで安息に丁度いい、見た人快楽にさせて脳イ…』
りむ『バームクーヘンあげないよココ???(圧)』
ココ『スミマセン』
ヨウ『俺が買ってきたんですけど…』
オルカ『でもこれ5個だけやけど、誰が食べるん?一人食べれんくなるけど』
確かに。みんな一瞬黙ってしまった。
お客さんの佐藤ポラも欲しがっている。けれど、何でも屋の従業員全員欲しがっているだろう。何故ならば…。
"バームクーヘンは絶品"だからである。
りむ『…僕は店長だから食べていいよね。』
ヨウ『こんなことに立場を利用するなよ、りむ。』
すっかりみんな黙ってしまった。
その時だった。突然、天井からクレーンゲームで見るあのアームが登場したのである。
オルカ『なんやあれ!おもろいなぁ!』
りむ『こんな機械、誰が操作してるの…?』
アームは5個のバームクーヘンを一気に掴んでしまった。
ポラ『ポラ様のバームクーヘンが!!』
ココ『すご〜い。でもこの後どうなるの〜?』
そして、アームはオルカの前に来た。そして、オルカの元にバームクーヘンが届いたのである。
ヨウ『…ん?』
りむ『それにしてもいつこんな機械が…。』
ヨウ『りむ。やばそうな機械を操作するのは一人ぐらいだろ?』
りむ『まあ、…そうだね。』
そしてこの場にいなかった八田ルルから電話がかかってきた。
八田ルル『しもしも〜』
ヨウ『もしもし。どうしたの?』
ルル『まあみなさん、僕の顔が思い浮かんだろうに。』
ルルは得意げに言った。
りむ『そりゃこんなド派手な機械動かされたら、そりゃルルくん以外の顔は思いつかないよ。』
ルル『まあ…バームクーヘンは全部オルカのものです。』
ポラ『何故だ!!ポラ様のじゃないのか!?』
ルル『だって…、』
ルル『バームクーヘンは存在している理由は、"オルカに食べてもらうため"、だからね。』
ダメだこの人。完全にオルカに依存してしまっている。
何でも屋は現在3期を連載中です!(๑╹ω╹๑ )
https://tanpen.net/novel/series/545e1be6-8f73-4323-9b95-bec619c4e126/
そして、NOVELCAKE登録版で現在2期連載中です!(3期はNOVELCAKEでは連載しない予定です)
https://novelcake.net/works/novelcake/?mode=view&no=74&id=siratori
そういえば3期始まって一年なんですよ…。
一年も経ってるのに未だに4期に入ってないのは申し訳ない…(−_−;)
頑張ります…!
読んでいただきありがとうございます…!
本編もよろしくお願いします…!!