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レミリアとフランの 絆はいつまでも
シリーズ作品より、いっぱい短編集書いた方が得意かも・・・
こちらは東方の レミリアとフランの過去の妄想です
技?もないやつあるかも
ではスタートです!
「お姉様!一緒にお茶とお菓子を・・・!」
「ごめん フラン また明日」
「・・・お姉様」
次の日
期待に満ちたフランは無邪気に笑ってこう言った
「今度こそお茶とお菓子・・!」
地下室の扉をそっと開けたフランドールは、トレイを抱えて無邪気に笑った
「・・・ごめんなさい フラン また明日ね」
パタン と重く扉が閉まった
残されたフランは ポツンと小さく立つしかなかった
(お姉様はフランを家族だと思ってるの?フランを愛してくれてるの?)
明日も その次も 傷ついた心を頑張って消して
無邪気に笑って 笑って 「一緒に遊ぼう」「一緒にお菓子食べよう」
とレミリアを誘い続けた
だけど
「ごめんなさい」「また明日」「明後日ね」
そう断れた
「お姉・・様っ・・どうして」
「フランは・・・フランは・・・『お姉様を愛してるのに』」
そして
フランは考えた
(きっと咲夜が居るから ・・・・フランのことに飽きたんだ)
(きっと お姉様はフランを『愛して』ないんだ)
次第に誘うのもやめた
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「咲夜 最近フランが誘いに来なくなったのよ」
「・・・そうですかレミリアお嬢様」
「どうしたのかしら 咲夜 何か知ってる?」
「はい 心当たりは」
「教えて!咲夜・・・・お願い・・・」
「・・・もう少し構ってあげたらどうでしょうか」
「構って・・」
レミリアは黙った
「そうね」
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「・・・お姉様・・・どうして愛してくれないの」
数時間後
コンコン
「誰?」
「十六夜咲夜です!!」
「どうぞ」
「妹様・・・!レ、レミリアお嬢様が・・博麗の巫女と戦っております!」
「え?あの強い 博麗の巫女?」
「はい!そうなんです・・!」
「それが・・どうしたの」
「それが・・・レミリアお嬢様 もうすぐで力が付きそうでっ!ピンチなんです!!!」
けれどフランは力なく笑ってこう言った
「いいんだよ 咲夜 どうせお姉様なんて 私のこと『愛して』ないんだから」
どれだけ求めても、お姉様は私を見てくれない 愛してくれないの
でも なぜか心が痛むの・・・・・
――その頃、紅魔館の庭園
「あぁ・・・っ!」
(さすが博麗の巫女・・・強い ダメだ・・もう)
上空から容赦なくお札を構えるのは 楽園の最高巫女 博麗霊夢
「何よ 邪魔な霧出して 期待外れね 弱いじゃない」
「・・・・・っ」
レミリアは歯を食いしばった
もう 立ち上がる元気もない
「さあ 終わりにしましょう」
「これで終わり 夢想ーー」
霊夢が冷静にスペルカードを放とうとしたその時
**「お、お姉様っっ!!」**
七色の結晶を見せ、羽ばたかせて霊夢に近づいた
凄まじい速度で来た
「・・・・っ!? 誰よ!」
そこには 決意の瞳をもたらした フランドール・スカーレットが居た
「フランドール・スカーレット・・・!」
霊夢はその名を呼んだ
フランは倒れるレミリアを庇い
小さな体で姉を守る体制になった
「は、博麗の巫女っ お姉様に・・・手を出さないでっ!」
「はぁ・・・邪魔が入っただけね」
霊夢はため息をつき、冷たい目でフランを睨む
背後から息絶えたレミリアの声が聞こえた
「フラン・・・どうして・・」
(私を見捨てればよかったのに なのに・・・どうして)
姉の問いかけに答えず フランはただ 大切なお姉様を傷つけた霊夢を精一杯睨んだ
そして 大好きな姉に語り掛けた
「お姉様がフランを愛してなくても フランは 受けて立つ」
それが・・フランだから
「愛されなくても・・・フランはっ」
瞳から涙が流れた
「フランは・・・・**お姉様が大好きだから!**」
「フラン・・・・」
愛されていないと思っても それでも 大切な・・・大好きな人を守りたい
それが フランだから それが・・・・フランのいい所だから!
フランは手にしたレーヴァテインを強く握り直し、空中の巫女を睨みつける
「博麗の巫女 フランと 勝負だよ!!」
フランが叫び 目を瞑って 手をきゅっと握った
「キュッとして・・・・ドカーン!!!!」
しかし 霊夢はそれを軽やかに回避していく
そして小さく挑発的に笑った
「何よ 弱い奴が一人増えただけじゃない」
「えっ・・・・」
フランの顔に焦りが出る
どれだけ頑張っても 霊夢には軽い傷すら出ない
それどころか霊夢の反撃が増していく
「遊びは終わりよ まとめて退治してあげる!」
博麗の光弾
怖くなって目をつむったフランの手に 確かな温もりを感じた
「フラン 私も」
「お姉様・・・・!!」
そこにはボロボロだけど 立派な吸血鬼 レミリア・スカーレットがいた
「お姉様・・・体は大丈夫なの? フランは・・一人で・・だって 愛してないんでしょ・・」
「馬鹿なこと言わないで フラン」
「愛してないわけないじゃない 失うのが怖くて 遠ざけてただけ」
「ごめんね フラン こんな頼りない姉を・・・許して」
レミリアは小さく笑った それは本当の笑みだった
「お姉様・・・・」
フランの瞳から 嬉しくて涙が溢れそうになる
「ふん、戦場で姉妹喧嘩の仲直り? 余裕ね!」
空から霊夢が容赦なく、最大威力のスペルカード「夢想封印」を解き放つ
全方位から逃げ場のない光の嵐が 二人を圧殺せんと迫り来る
フランが怖くて目をつむりそうになった
横から レミリアがしっかりと手を握った
「大丈夫よ フラン フランは**一人じゃないから**」
「お姉様!」
大丈夫 フランは 今 一人じゃない
「フラン、行くわよ! スカーレットの血の誇りを見せてやりなさい!」
「うん、お姉様! 私たち二人なら、何も怖くない!」
「夢想封印――!!」
霊夢の手から放たれた無数の色鮮やかな光弾が 逃げ場のない網となって
スカーレット姉妹を包み込む
かつて幻想郷の数多の強豪を沈めてきた 絶対的な巫女の必殺技
しかし、今の二人には恐れなどなかった
「フラン 私の合図に合わせなさい!」
「うん!お姉様!」
レミリアが大きく槍を振りかざすと
夜空に浮かぶ満月が血のような深紅へと染まり
霊夢の光弾の「軌道」を歪めていく
運命を操る吸血鬼の執念の能力
ほんの一瞬夢想封印の網の目にわずかな歪みが生まれた
「今よ!フラン!」
「いけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」
大丈夫 絶対 姉妹の絆で 博麗の巫女を倒す・・・!!
二つの力が完全に一つに重なり合い
巨大な一筋の光の龍となって霊夢へと襲いかかった
「なっ・・・・・!? 弾幕が相殺される・・・・・!?」
初めて霊夢の瞳に 驚きと焦りが出る
いつもなら避けて通れるはずの境界が
姉妹の強い絆の前に完全に封じ込められていた
ズガガガガアン!!!
大爆発
煙がゆっくりと晴れていく
「はぁ・・・・はぁ・・・嘘 私が押し負けるなんて・・・・」
煙の中から現れた霊夢は 服を焦がし 地面に膝をついていた
お札を持つ手も少し震えていた
「やった・・・やった!やったぁ!お姉様!勝ったんだよね!?」
フランが子供のように笑って 跳ねまわった
「言ったでしょう 博麗の巫女 スカーレットの血を・・姉妹の絆を舐めないでちょうだい」
霊夢は はぁ と息をついた
「も~!何なのよ一体!まぁ 今回は許してあげるわ」
負け惜しみを言いながらも 霊夢の表情にはどこか晴れやかなものがあった
「後、勝負してやったんだからお賽銭しなさいよ」
そう言って 霊夢は空を飛んで帰って行った
帰って行った後 フランはレミリアの服の裾を掴んでこう聞いた
「お姉様・・・本当に 私を愛してくれてる?」
レミリアは一瞬驚いた顔をしたけど すぐに微笑んだ
「えぇ。世界のだれよりも ほら、中に入りましょう お茶とお菓子食べましょう?」
「・・・・! うん!お姉様!」
暗かった地下室の扉は もう重く閉ざされない
そして レミリアとフランの絆は いつまでも