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「 ミイラ男と吸血鬼 」
📢×🍍です !!
🍍×📢感ありますけど📢×🍍です" !!!!!
R15くらいですかね… , ??
苦手な方は ブラウザバック 推奨 🔙
深く冷たい , カラスの声がよく聞こえる静かな夜 。
そんな夜に息を荒げながら逃げる包帯男の姿があった 。
男「 おい" !! 逃げんじゃねぇ" !!!!! 」
包帯男を追いかける彼 。
手には銃が握られていて , 殺意を感じる 。
紫「 はぁ”ッ… , しつけぇんだよ” ッ… , !!!! 」
かれこれ1時間ほど追跡を受けているので苛立ちが隠せない 。
もう殺してしまおうか ,
そう思ったが , 殺すのは面倒だ 。
そんなときに森を見つけた 。
この面倒なおっさんから逃げるために森に逃げ込んだ 。
歩くたびにガサゴソいうが できるだけ遠くに逃げて , 物陰に隠れる 。
そうすると苛ついた様子で俺を探すが 見つけられないようだ 。
息を殺しながらも , 森から出ていくのを見送る 。
また街に戻って追いかけられるのも面倒なので , 今日は森で野宿することにした 。
泊まれるような場所はないかと森の奥に入っていく 。
そうしたら夜の森の奥深くに , 神秘的な協会があった 。
神秘的とは言ったが , 少し不気味で 壊れているところもある 。
ドアが壊れて少し空いていて , そこから通る風の音が鳴る 。
心のなかでふつふつと興味が湧いたので , 壊れたドアを開けてみることにした 。
キィ… , という音が静寂の空間に響く 。
開けてみると , 教会なのに十字架はすべて壊されていた 。
恐らく大きな十字架が立っていた場所には
王子様 , ?? なのか , よくわからないが正装をした男が立っていた 。
マントを付けて , 手にはワインを持っていた 。
周りには男女問わず , 人が転がっている 。
呆気にとられているとワインを持った男が口を開けた 。
??「 誰 。 変態か ?? 」
一瞬初対面に対しての対応か…?と苛ついたがそれを言われるのも無理はない 。
俺の格好はパーカーとズボンを着て ,
パーカーの下は包帯でぐるぐるにされているという格好だ 。
紫「 紫 。 変態じゃねぇ 。 」
足を進めて男の方へ近づく 。
月明かりに輝らされた男の顔は美しく , 彫刻のようだった 。
顔が見えたのと同時に , 周りの人の体も見れた 。
銃や鈍器などの武器も転がっているのが見えたと同時に首元がはっきり見えた 。
首元には , 噛まれたようなあとがあり , ワインを持った男の口からは血の跡がある 。
… , 俺の推測があっていれば , こいつは ` ドラキュラ ` だ 。
??「 … 気づいた ?? 」
〃「 そぉ , 俺ドラキュラなんよ , 」
〃「 赫って知ってるよな ?? 」
そう笑いながら言った後ワインを飲む 。
赫 , 史上最悪のドラキュラ 。
ワイングラスを見つめる 。
だがワインだと思っていたものも , 近くに来てみるとワインにしては透明感がない 。
紫「 … もしや , その手のやつって , 」
〃「 血か … , ? 」
恐る恐る問いかける 。
そうすると男は当然のような顔をしながら
赫「 …まぁ , 吸われたくねぇなら , 早く逃げな 。 」
と , 答える 。
そうした後に少しこの男がふらついたように見えた 。
俺の勘違いかもしれないが 。
その男は顔を紅潮させて , 苦しむようなポーズをした後小声でなにか呟いた 。
__ 赫「 … , ッ やばッ , またかよ”っ … , 」 __
** 赫「 ~ ッ !!!早く逃げろッ" !!!!! 」 **
そういった瞬間目を一瞬見開いたかと思うと
シャットダウンしたように俯く 。
心配になって駆け寄ると乱雑にぐいっと赫の体に寄せられる 。
紫「 ぁ … , ??? ちょ , ちけぇ… , 」
遠ざかろうとこいつの体を押そうとした手を握られぐいっと寄せられる 。
紫「 ちょッ , ちけぇって , !! 」
抵抗するがびくともしない 。
赫「 … 吸わセろ …ッ , /// 」
パーカーを引っ張って俺の首筋を見えるようにする 。
紫「 ッは , ?! やめろ殺す気かッ !!! 」
こんなところで死にたくはないがびくともしない 。
赫「 は ~ッ , ♡// 無理 , 我慢できねぇッ” , // 」
苦しそうな顔をして涎を垂らす 。
赫「 ぅ” ~ッ , /// はッ , もう無理”ッ !!♡ 」
〃「 … いタだきまスッ♡ 」
そういって俺の首筋にかぶりつく 。
紫「 ?!?! ッぁ”ッ , いてぇ”ッ … , ぃ” , 」
ビリビリと痛みが全身を駆け巡る 。
赫「 ッふ~ッ , /// んはッ , 」
ジュル , ジュル , と音を立てながら吸っていく 。
どんどん痛みより快感が増してくる 。
多分赫の唾液のせいだ 。
体は跳ねるように反応し , 体は敏感になる 。顔はものすごく熱い 。
紫「 はッ , // ぁぅッ… , ♡ ばか , !!! 俺 , しんじゃッ… , /// 」
頭がポヤポヤしてくる 。
このままじゃ殺される。体を押して離れる 。
赫「 ッ!? 」
赫は倒れそうになりながらもなんとか姿勢を保った 。
紫「 くっそッ” /// , は ~ ッ , ♡ ふざけんな" !! 何してくれんだよ … , / 」
俺からは生理的な涙が出る 。最悪 。
赫「 … ん” ~ , ? かゎぃ , ♡ 」
二ヘっと笑う 。目は先程よりも鮮やかになっていて理性は残ってないようだ 。
だが生憎逃げるにも , 若干の貧血気味で腰が抜けている 。
ミイラ男であるが , まだまだ未熟 。魔力が少ないので再生には時間がかかる 。
赫「 大丈夫ソ ~ ?? 笑 本当惨めでかヷいい , // 」
俺の前でしゃがんだかと思うと頬を撫でる 。
紫「 ッぁ"… ??// 」
こんなので少し感じてしまう俺を殴ってやりたい 。
赫「 ごめ , おそってもイ゙ ~ い” , ?? // 」
そう言いながら包帯をしゅるしゅると取っていく 。
赫「 ンまぁ , 拒否権ね ~ けど , 」
紫「 はッ" … , ??// 」
そういうと俺に口づけをする 。
しかも深いやつ 。
俺の人生初のキスも , 始めても奪われるなんて恥でしかないが
抵抗も何もできない 。
紫「 ッぅ , はッ”, ♡ んぅ"ッ!! //// 」
赫「 ッ , ぁはッ , ふッ , //// んっ… ♡ 」
クチュッ,チュ ,♡ という卑猥な音が響く 。
紫「 ッ ~ ” !!!!!/// 」
このままじゃ俺は本当に襲われる 。
なんとか動いた足を赫に当てて蹴り飛ばす 。
紫「 は ~ ッ …, /// 」
〃「 ッ , 触んじゃねぇ”ッ !!!! 」
顔はひどく淫らだろうが , 体が幾ら快感を求めたとしても
本能は抗い続けている 。
千切れそうだった理性の糸を補強してギロッと赫を睨むが ,
顔は真っ赤だし , 汗だらけだし服ははだけているので意味はないと思うが
嫌だ , 近づくな という意思表明だ 。
それを見た赫は目を丸くした後に止まった 。
赫「 ッ…? , 」
〃「 !?? ぅ” ~ッ , !!! ッはッ , ひゅ~ッ” , 」
止まったかと思ったら苦しむように胸を抑える 。
紫「 ッ , !? 大丈夫かッ , ?? 」
急に苦しんで崩れ込んだ体を支える 。
そうしたらまたさっきのような鮮やかな瞳をこちらに向けるが ,
どこか不安定だ 。 そうしたらまた手を俺の方に伸ばし , 首元に手を伸ばした 。
ぁ , また吸われる 。 本当に死ぬ , ???
吸われそうなことはわかっているのに体はすぐには動いてくれない 。
そうすると急に赫は自分の顔面を殴る 。
赫「 おるぁ”ッッ , "!!!!!!!!!! 」
〃「 はぁ”ッ , はぁ”ッ , 」
顔からは鼻血が出ていて , 殴打の跡がついている 。
赫「 ッ , ごめッ , ” 怪我はねぇか , ???? 」
瞳は鮮やかではなく , 落ち着いた紅だった 。
でも , 瞳の色とは違う 焦りが感じられる 。
紫「 なッんか , 体が変ッ” , /// 治してッ…" ? 」
赫「 今 治す… , 」
体に手をかざすと , 俺の胸らへんが発光し 体が変なのがどんどん消えていく 。
紫「 ッ…?? ぁれ , 治った… , ??? 」
赫「 多分な 。俺の唾液は媚薬の作用があるから … , 」
声のトーンは低く , 罪悪感を感じる声だった 。
紫「 … , 別に 。んな考え込まなくてもい ~ わ 」
〃「 … 生きたいだけなのに化物呼びされて , 血吸えなかったんだろ , ??? 」
そういうと目を見開くがすぐ目をそらす 。
__ 赫「 ッ” … , 知らねぇ癖に” , 」__
涙を堪えたような声で呟く 。
紫「 … , 俺も 。ミイラだからって , 殺されそうだったからここに来たんだ 」
〃「 年はちげぇけど , 似た者同士じゃねっ , 笑?? 」
安心させるように笑いかけた 。
そうするとこっちを向いて宝石のような涙をぼろぼろと流す 。
子供のように泣くので思わずぎゅっと抱きしめる 。
紫「 いくらでも泣きな , 」
---
数十分してようやく泣き止んだ 。
赫「 … , ありがとなッ , 」
泣いて真っ赤になった顔がにぱっと笑顔になる 。
赫「 … 本当 , 助かった 」
苦しそうに顔を歪ませた後 ,
赫「 … , またな 」
そういってこの場から去ろうとする 。
紫「 まてッ…!!! 」
なんとか引き留めようと赫のマントを掴む 。
赫「 ッなん… , ?? 」
苦しそうな顔で振り返る 。
紫「 … , 一緒に暮らさねぇ… , ??????? 」
赫が固まる 。
赫「 … , はぃ… , "????????? 」
紫「 ぃや , 俺 再生できるし … , 」( 時間かければ )
〃「 血 , いくらでも吸っていいからさ , ???? 」
「 ほら 」といってさっき吸われた首筋を指差す 。
そこには跡は残ってなく , 再生していた 。
赫「 ッ , でもっ !! またお前を襲うかも知んねぇんだぞッ , ? 」
まだ自分を信じられない様子の赫 。
紫「 そんな時があったとしたらぶん殴って止めてやるよ , 笑 」
〃「 な ?? 」
そういって手を握る 。
赫「 ッ” , /// 」
〃「 さ , 誘ったのは , お前だかんなッ , ?? 」
照れながらそういう 。なんだろう , すげぇ … かわいい 。
紫「 ん , わかってるよ , 笑 」
「 これから , よろしくな 」
月夜にミイラ男と吸血鬼が月光に照らされる 。
そのふたりはとても幸せそうに笑い合っていた _____ 。
終わり方変ですね… , 申し訳ないッ!!!