公開中
1−7
はぐれ「…い…生きている!?」
キラー「バ…馬鹿ナ!」
はぐれの目の前には飛行機のドアを開け外を見ているキャスの姿があった。
はぐれ「キャス…なんで…何が起こった?」
キャス「…私がいて良かったわね。庶民達」
コイン「あ…あれ?爆弾は?」
あとから入ってきたコイン達も状況を理解できていないようだ
キャス「あら。分かっていないようね…助かったことを」
はぐれ「…残り10秒で爆弾は処理できないはずだ。キャスから爆弾まで距離があったからな」
キャス「能力があれば?」
はぐれ「…なるほど」
キャスは詳しく話し始めた
ーーー
キャス視点
爆弾爆発まで15秒
キラー「`コノ爆弾ニ解除方法ハナイ…後15秒デコノ爆弾ハ爆発スルヨw`」
扉の向こうから声が聞こえた。
執事「お嬢様…準備はできました。速くお入りください」
この人が10人程度入るシェルターは執事と乗客が30秒で作り上げた…
凄いですわ…我ながら私の執事は
キャス「庶民と執事は先に入ってなさい。私は爆弾を処理するわ。」
コツ…コツ…コツ…
執事「お嬢様…」
会話をしていたら後爆発までおおよそ7秒という所…
キャス「|animal・illusion《アニマル・イリュージョン》…|cheetah《チーター》」
ダッ!
キャスは勢い良くドアを開け音という音をたてず爆弾へ走った
キャスは代々の能力の|animal・illusion《アニマル・イリュージョン》を持っていたのだ
|animal・illusion《アニマル・イリュージョン》は各動物の特徴を自分に入れ込み、使う能力
でもこの能力は自分の体が動物の特徴についていけないと体にとても負担がかかる
キャスは体を毎日鍛えているので負担がかからない
といっても普通に鍛えてもダメなんだとか
キャス「上手くいくかは…わからないけれど」
後5秒…
爆弾を持ち飛行機のドアを開け、キャスは空へ飛び出した
キャス「|animal・illusion《アニマル・イリュージョン》…|hawk《ホーク》」
キャスは小さな羽が生え空を飛んだ
キャス「ここらへんなら良いかしら…」
あと3秒…
キャス「|animal・illusion《アニマル・イリュージョン》…|ostrich《オーストリッチ》」
バッ!
キャスは爆弾を蹴った
`**ボカーン!!**`
爆弾は綺麗に空中で爆発した
キャス「|animal・illusion《アニマル・イリュージョン》…|hawk《ホーク》」
キャスは飛行機内に戻った
ーーー
はぐれ視点
キャス「そして今ってわけ」
はぐれ「お前の能力があったからできた技だったのか…ありがとう!」
キャス「貴方にお前と呼ばれる理由はないですわ!」
はぐれ「さっきまで俺のことを庶民と呼んでたくせに」
キャス「うるさいですわ!…まぁ貴方は少しは頑張っていらしたし?」
コイン「__これがツンデレってやつかな…__」
📢ピロリンピロリン。この度はメノアール地方行きプレミアム飛行機に
乗っていただきありがとうございました。
メノアール飛行場に着きます。もう少しお待ち下さい
歩土「…こんな大変な事件起こったのにありがとうございましたなんてw」
キラー「通信障害ヲ解除シタカラ飛行場ニ着ケルヨウニナッタンダロウナ…」
はぐれ「お前…そんなペラペラ喋れんのか?致命傷与えたのに」
キラー「マァコレガ才能ッテヤツ?」
キャス「才能があるなら貴方。負けないはずですけど?」
キラー「(´;ω;`)ウッ…」
…せっかくの休日だったのに事件なんてなw
最悪で面白い休日だったよ
はぐれ「さぁ…メノアール地方へ行くか」
終わり
?
ふぅ…第一期終わりました!
第二期はキャラ募集やってるんで参加お願いします!