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月下に舞う銀髪の死神は美しき鎌で眠りに誘う 00
幽月
よろしくお願いします!
生きている意味を感じなかった。別にいじめられているわけではない。普通に生きるとは何かわからないのだ。
「このあと遊ぼ~!」
「いいね!アイス食べようよ!」
そんなことを言いながら、クラスメイトが横を通りすぎる。
へぇ。アイスを友だちと食べることが、生きることなのだろうか。
そんなことを考えていたときだった。
「きぁあああああああああ!!!!」
悲鳴が聞こえた。
見ると黒フードの人が刃物を振り回している。周りでは、何人かが血を流して倒れていた。
ああ。こんな感じでこのよくわかんない人生を終えるとは思ってなかったな。殺人鬼は私の方に近づいてきた。
ぐさっ!
「あああああああああああ!!!!!」
刺されたのだろう。どうしようもない痛みに絶叫しながら、私、終月零は人生を終えた。