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現代から鬼滅の刃の世界に飛ばされた紫音!1
初めてのシリーズ!わぁい!
序章 ことの始まり
私の名前は野崎 紫音(のざき しおん)。高校二年生!今日お母さんがパートでいないからコンビニに行こうと思います!コンビニ弁当ってなぜかお袋の味がするんだよね。(あなたからしたらお袋は今パートに出ているお母さんだろ!バカが)
テレンテレン あったー!
「う〜どれにしようかなぁ…」
コンビニ弁当って種類たくさんあるよねー。お陰で迷っちゃうよ。
「豚丼てんてこ弁当でいっか」
お茶は家にあるし、今日は嘘で早退したんだよね。けど『お母さんは迎えに来れないから自分で行けますか?』って普通は行けないよ。体調が悪いから早退したいーなのに自分で帰れる?ってさー。ま、勉強はめんどくさいし一人の方が気楽でいいからいいけどね。
「次の人ー」
「あ」
仲のいいおばさんだ!話し相手がいないのが一人でいることの欠点だよね。この欠点はボッチにはキツいんだよこれまた…。
「あらっ?紫音ちゃんじゃないのー!どうしたのー、まだ高校やってる時間でしょう?早退したの?」
「うん。早退した!けど、体調悪いなんて嘘だよ。学校は嘘をみ抜けてないよね。嘘発券機でもおけばいいと思っちゃうー」
「ありゃりゃー。仕方ないね。お母さんにはこのこと言わないであげるよ」
「それは助かる!そうじゃないとお母さんになんて言われるか溜まったもんじゃないよー!」
「そう思うんだったら真面目に授業をしてればいいのよ。嘘で早退なんて親が怒ること当たり前でしょ。あらやだっ詰まっちゃってる。はいこれっまた来てねー!」
「うん、またねー!」
タッタッタッ…ブウン↑、ブウン↓
「あ、信号赤になりかけてるっ急がなきゃ…」
ダダダ。 ギイィぃぃぃ
「へ?」
バンっ!
「…」
私は即死で死にました。気がついたら真っ白な空間にいて目の前に神様がいました。
「初めましてっ!僕は…神様、突然だけど君は不幸死をした。だから、君が憧れていた鬼滅の刃の世界に行って主なキャラクターの全員生還をしてもらいたいんだ!」
「いやそれ不幸死した人に言うことじゃなくね?」
「あっはは、確かに!ともかく!君には風の呼吸から発生した雪の呼吸を使ってもらうよ。はいこれ」
スッ
「わっ刀と紐…?」
「その紐で刀を腰の横につけて」
「えっと…こう?」
「そうそう!それでさ、君は羽織とか欲しい?」
「もちろんっ!」
「どんなのが欲しいかな?」
「うーん…雪の呼吸だから真っ白な羽織横に薄い水色をサーってなっているのがいい!」
「うーんと…」
スッ
「こんなんでいい?」
「す、すごい…私が想像してたのとまったく一緒だ」
「それじゃあそれ着て。行く準備が整ったら後ろにある扉から異世界に行ってね」
「⁉︎ いつの間に…」
ここを通ったら鬼滅の世界に……不死川さんに会えたらいいな…///
ガチャキィィバタン
「わっ⁉︎」
ヒュュウ ドッ!
「っ〜いっててぇ」
もう少し優しく降ろしてほしかったぁえっとここが鬼滅の世界?
第一章 第一話/胡蝶さんのお怒りモード
キョロキョロ…ガサガサ
「⁉︎ だ、誰かいるんですか…?」
「…」
返答なしってことは鬼ってことでいいんだよね…?
ビュンッ
「っ⁉︎」
「テメェ誰だ…なんでここにいる…」
「っ…」
速すぎて何も身動きできなかった…てか、この声って不死川さんっ⁉︎
「誰だってきぃてんだよ。答えろ」
「わ、私は…」
これなんて言うのが正解ー?どうすればいいんだろ
「私は鬼殺隊。雪の呼吸使いの野崎 紫音です。あ、あなたは?」
「…鬼殺隊風柱不死川 実弥…」
カチャンスゥカチャ ガクブルガクブル…刀首元から下ろしてくれたぁぁ
さっきまで首に刀当ててたからね…?ジンジンする…。
「っ…」
マジで痛い…血ぃ出てるし、どうしよ
「ついて来い」
「え、あーはいっ」
タッタッタッタッタッ…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ジャリ…ジャリジャリ…
ここ…蝶屋敷…?蝶々いっぱい飛んでる…
コンコン
「胡蝶いるかぁ」
ガラガラ…
「どうしたんですか、不死川さん?」
「あぁこいつの首…直してやってくれ」
「えっ⁉︎あ、初めまして!不死川さんありがとうございます!」
「今一瞬困惑してませんでした…?」
「…気のせぇだろ」
「…」
「そうですか。不死川さんも一緒に来てください」
「なっ⁉︎俺はもう関係ねぇだろ⁉︎」
「一応です。さ、どうぞ」
「? お、お邪魔します…?」
「不死川さん!」
ビクッ
「⁉︎」
「この前の予防注射やってませんでしたよねぇ?」
「…」
ドッドッドッ… 凄い心臓の音聞こえる…嫌いなのかな?注射。
「きょ、今日はいいんじゃねぇかぁー?患者もいるしヨォ?」
「いいえ“今日”やりますよ。すいません、アオイー!」
タタタ…
「しのぶ様どうされましたか?」
「この人を治療室に連れて行ってあげておいてください。私は、不死川さんを連れていかなきゃなのでっ…」
ググググ…
「今日は!いいだろぉ?」
「ダメです。行きますよ」
「⁉︎⁉︎い、いい…」
「いいじゃないですよ!ほらっ」
グギギギギギ
「こちらです。ついてきて下さい」
テクテクテクテクテク…
「分かりました…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ここで待っていて下さい」
「はい」
…暇になったなぁ…なんかやることないかなぁ?暇すぎて仕方ない
ズルズル…ズルズル…
「ーーーーーだってんだろ!」
「ーーーですから、早くして下さい!」
「…」
胡蝶さんと不死川さんの話し声が聞こえる…多分胡蝶さんが不死川さんのこと引きずって連れてきてるのかな?ま、いいや
ズルズルズルズルズルズル…ズルズル…ガラガラ
「すいませーん💢待てせてしまって…不死川さん早く座って下さい」
「…」
「しらばっくれるのやめてもらっていいですか?」
「…」
「不死川さんー!いい加減にしてくださーい患者さんが待ってるんですー。この後薬の調合もしなきゃなので早くして下さい」
「…」
「…」
「…」
不死川さんはそうとう注射が嫌いなんだろう。こんなになるんだから、けどここにきた時点で不死川さんが注射を受けるのは決まってるんだよ?素直に言われた通りにやった方がみのためだ不死川さん
「…」
ニコニコニコニコニコ…
「⁉︎」
不味いぞ…胡蝶さんのニコニコがやばい方のニコニコになってきてる…⁉︎は、早く座るんだ不死川さん⁉︎私まで巻き込まれてしまうっ⁉︎
ー数十分後ー
うぅ…言っただろう…最悪だよ。あの後、胡蝶さんがブチギレて私まで巻き込まれました。あのエピソードは話したくない…。
「すいませんねー。あなたの方が優先なのに時間が経ってしまってー」
「いえ、予防は大事なのでしないとダメです!なので、胡蝶さんは無理にでも不死川さんにやらなければならなかったのであれが正しい判断だったと思います」
「!…そうですか。えっと、まずお名前を教えていただけますかー?」
「あ、はい!私の名前は野崎 紫音です。よろしくお願いいたします」
「よろしくお願いしますね」
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あの後首に塗り薬を塗ってもらって予備の方ももらった。『1週間一日も忘れずに塗り続ければそのうち治ります』っていってたので言う通りにしよう。あ、不死川さんはというと注射をされた方の手を押さえて世界の終わりだって言う顔をして自分の屋敷に帰って行きました!(w)
終わり
今回のは序章と第一章(第一話)!第二話は次回!お楽しみに〜!せーのおつ桜🌸!