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第8話 「圧には逆らえない」
夕方。空は暖かいオレンジ色に染まり、5時のチャイムが聞こえる。
子供達は帰り、静になる。散歩をしている人や、仕事帰りの人もいる。
夢明「……もう5時、か…早いな、」
なんとなくベンチに座っていただけだけど、時の流れが早く感じた気がする。…さすがに帰らないとだよね、。
夢明(仕方ない、帰ろう……心配してるかもしれないし…!……まぁされてるわけないけど)
私は立ち、家に向かった。帰りたくないがどうせ行く場所も無いし。足は震えているけれど。
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夢明「……着いちゃったな、、、」
身体が重くなって気分が沈む。(沈んでるのはいつもだけど)でもとりあえずドアを開ける。
…ガチャリ。
夢明「た、ただいま……!」
夢明(…ん?あ、そうだったお母さんは私が学校行ってるって思ってるはず、、学校から家に連絡が入ってない限りバレないだろう!)
無月「…あ、おかえり夢明 遅かったね」
夢明「あ、む、無月…!!うんちょっと遅れちゃった笑」
無月「課題でもやってたの?」
夢明「えっと、ちょっと復習というか?笑まぁ勉強してた」
母「…本当に?」
そこにはいつもと声が違うお母さんが立っていた。さすがにバレたかな、と焦る。
夢明「うん!……そうだよ」
母「…そ。……あ、そうだ!今日の夕飯は唐揚げだからね☺️美味しくできたからすぐ食べましょう!」
無月「はーい」
夢明「…あ、はーい!」
夢明(……さすがに怪しまれたか?…でもまぁ、、、大丈夫か)
𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂂𖡼.𖤣𖥧𓈒◌܀
よくわからない気持ちになりながらも椅子に座ってご飯を食べた。でもなんだかおかしいような……
母「それでね!今日買い出しに行ったら鶏肉が安かったの!だから唐揚げにしたわ〜」
無月「ふーん…てかそこのスーパーってあんまり肉安いイメージ無いけど」
母「いや!なんか今日は安かったのよね〜!」
無月「へー」
夢明(……どうしよう、、お母さんいつか私が帰ってきた時の話しそうで怖い……無月にバレたら大変だよ……)
母「…あ、そうだ!夢明今日頭痛そうにしてたでしょ?だから頭痛薬買ってきたのよ!…これで勉強も頑張れるでしょ?」
夢明「え………?…あ、ありがとう、!はは、ははははは、…」
無月「え?今日夢明体調悪かったっけ?」
母「そうなのよ〜一旦帰ってきたのよね。…だから薬飲めば勉強できるでしょ?ね?」
夢明「え、……あ…、、うん、!もちろんできるよ。今日は天気も悪かったし気圧かな?それで痛くなっちゃったんだと思う!ありがとうお母さん!!」
母「ふふ、ならよかったわ。☺️」
無月「…、は?今帰ってきたって言った?夢明今日帰ってきたのにまた学校行ったの?」
母「?そうよ」
無月「おかしくない?体調悪いのに行かせるって余計悪化するんじゃ…?」
母「………無月?」
無月「……あ、、、ご、ごめんなさい!…そんなこと思ってません、ははは、……。」
母「あっそ、無月はそう思ってたのね」
無月「いや、違うって!冗談だよ笑笑」
母「…本当に?」
そうして無月はすごく小さい声で答えた。
無月「………うん、」
母「…そう!なら良いのよ」
夢明「………………」
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