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週末 。
服を選んだり髪を整えたり 、 色々準備していたらいつの間にか時間になっていた 。
ばたばたと準備をしていると 、 チャイムがなって翔太の声が聞こえた 。
渡辺『 あかり起きてる? 』
「 うん 、 今行く! 」
インターホンに向かって声を張り上げ 、 靴を履いて外に出る 。
渡辺「 おはよ 、 あかり 」
渡辺「 ちゃんと寝坊してねぇな 笑 」
「 何それっ 、 確かに私しょっちゅう寝坊するけど! 」
渡辺「 寝坊は否定しないのかよ 」
「 だって事実だもん 」
私が頷いて見せると 、 翔太は私を見て吹き出した 。
渡辺「 … ふはっ 、 」
「 ねぇっ 、 なんで笑うの! 」
渡辺「 お前のそーゆーとこ好きだよ 」
「 え? 何急に 、 」
そう笑って頭を撫でてくる翔太 。
渡辺「 あ 、 そうだ服似合ってる 」
「 服ついでかよ! 」
渡辺「 悪りぃ 笑 」
渡辺「 でもマジで似合ってるよ 」
「 ん 、 ありがと 」
渡辺「 行くか 」
渡辺「 歩道側歩けよ 」
そう言って 、 翔太は私の手に翔太の手を絡めて歩き出した 。
「 ぁ 、 ありがと 、 」
渡辺「 そーいえば 、 あかりってなんの魚好きなの? 」
「 えーっとね … タコ! 」
渡辺「 ぶはっ 、 それ魚じゃねえじゃん 笑 」
「 えーっ 、 だって水族館にいるじゃん! 」
渡辺「 そーゆーことじゃなくて 、 魚の中だったらって 笑 」
「 む … 」
「 それ食用として 、 ?? 」
渡辺「 ぐはははっ!! 」
渡辺「 違う違う 笑 」
「 えー 、 … サメかなぁ … 」
渡辺「 あかりっておもろいな 笑 」
「 え 、 そう? 」
「 ウケ狙って言ってないんだけど 」
渡辺「 それがおもろい 笑 」
水族館についた 。
ふと足に鋭い痛みが走って 、 そうっと見てみると靴擦れしていた 。
「 ぃった … 慣れないヒールなんか履いたからなぁ 、 」(ボソッ
渡辺「 ん? なんか言った? 」
気付かれたら気を使わせてしまうので 、 にこっと笑って誤魔化した 。
「 わぁあっ 、 クラゲだよクラゲ!! 」
「 かわいい〜 ! 」
渡辺「 はしゃぎすぎじゃね 笑 」
「 だって水族館来たのめーっちゃ久しぶりだもん 」
「 あっちあっち! 」
渡辺「 ちょ 、 走んなって 笑 」
「 、 !? 」
私が走っていると 、 段差があったのか突然視界ががくんと下がる 。
何が起こったのか理解できなくて 、 思わず目を瞑ると 、 体に衝撃が来た 。
転んだ 、 ということが遅れて理解できた 。
「 ~~っ 、 」
高校生にもなって恥ずかしい 。
顔が真っ赤なのが自分でもわかる 。
周りに人はいないのでまだマシだけど … 。
遅れて 、 転んで擦りむいたらしい膝がじくじくと痛み出した 。
渡辺「 あかりっ 、 大丈夫か!? 」
「 っうん 、 」
渡辺「 段差ひっかかったんだな 」
渡辺「 膝擦りむいてるな … 」
「 これくらい大丈夫だよ 」
そう笑って立ちあがろうとすると 、 足に痛みが走る 。
「 いッつ 、 」
渡辺「 足痛い? 」
「 ッううん 、 だいじょ_ 」
笑顔を作って応えようとしたとき 、 翔太は軽々と私の体を姫抱きして歩き出した 。
「 え 、 ちょっ 、 !? 」
渡辺「 暴れんなよ 、 落ちんぞ 」
私が驚いて暴れようとすると 、 翔太は不敵に笑って私の唇を触った 。
ちょっと長くしていきますね 。