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1−5始まりハプニング!
2話連続ほぼ先生の話です。
その日、湖の横でみんなで昼食を食べた。
「あ、先生弁当忘れちゃった。」
え…。
「先生…。あの…私のちょっとあげる。」
藍ちゃんが言った途端、あたりもあげるあげるムーブ。
そんな中、めけさんのお弁当を見て固まる先生。
「なに…。これ。」
「え…えびしゅうまいだよ…。」
なんで弁当えびしゅうまい…は言わないでおこう。
なんで知らないんだろ。
「あっ!」
めけさんが転けちゃった。
お弁当はひっくり返って湖へドボン。
シーン
「あ…!私お腹空いてないので、先生とめけさんで食べて…!」
藍ちゃんはお弁当を差し出す。
が、
グー
あまりにも大きなお腹の音が鳴っていた。
「そんな、僕はいらないですよ…。みんなは食べといた方がいいです。」
「藍、気遣ってくれてありがとな…。」
「うう…。」
藍ちゃんは泣きながらお弁当を食べ始める。
「めけさんのお弁当がなくなっちゃうね…。」
「…。」
「先生が取りに行く!」
ええええええ!?
先生が湖じゃん、しそうになってのを手を掴んで停めたのは…。
りんご!
さすが我が幼馴染よ…
「おいミユキ!関心はいいから手伝え…!落ちる!」
ガガガ…。
「あっはい!」
私がつかんだ後ろに藍ちゃん、めけさん、紫央ちゃん、が引っ張る。
ザッ
その音を最後に、私たちは深く穴に落ちていった。
死んでないよ