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共通点0の片思い。_
儚く甘い恋の終着点。
ぜひ、最後まで御覧ください。
『**儚い恋の、終着点。**』
Daisuke side
💗 「はぁ〜、」
💚 「佐久間がため息なんて珍しいね。どうしたの?」
俺っち好きな人居るんだよね〜。
それがこの人!阿部亮平!
💗 「ん〜?まぁねぇ〜」
💚 「何、恋の悩み〜?笑」
💗 「え!?」
💚 「え〜違う?じゃあなんのため息〜?笑」
阿部ちゃん鋭すぎる....。
💚 「ま、いっか!とりあえず撮影頑張ろ〜」
💗 「おうっ!」
阿部ちゃんは、昔長年付き合っていた恋人に理不尽な理由で振られたらしい。
理由は聞いたことないけど、もう恋愛には抵抗があることを前聞いた。
撮影後、楽屋で阿部ちゃんと2人きり。
💗 「ねぇ阿部ちゃん、今週末暇?」
💚 「ん?暇だけど、」
💗 「じゃあデート行こうよ!」
少しの沈黙が流れる。
💚 「え?」
💗 「新しくできたカフェ気になるんだよね!」
💚 「あぁ、それなら良いよ?」
その週末、カフェで阿部ちゃんと合流する。
💗 「何頼もっか!」
💚 「じゃあ俺これにしよっかな」
そう言って一つの桃のパフェを指差す阿部ちゃん。
💗 「お、俺もそれにしよー!」
パフェが届き、2人で食べ始める。
💚 「ん、これ美味しい!」
💗 「ほんとだ!めっちゃ美味しいじゃん!」
パフェを食べながら2人で色々な事を話しているうちに、阿部ちゃんとの距離が更に近づくのを感じる。それと同時に「好き」がまた増えていく。
そんな思いとは裏腹に、不安が積もる。
俺は阿部ちゃんの**特別な存在**になれるのだろうか。
💗 「ねぇ、阿部ちゃん」
静かな空気を破るように、勇気を出して声を掛ける。
💚 「んー?」
💗 「俺、阿部ちゃんのことが好き。」
大きく瞳を開いてこちらを見つめる阿部ちゃん。
また、俺達の間に沈黙が流れる。
💚 「ぇ?」
阿部ちゃんは今何を考えているだろうか。俺のこと、どう思っているだろうか。
💚 「佐久間...。」
阿部ちゃんが震えた声で俺の名前を呼ぶ。
💚 「俺も、佐久間が好き。」
💗 「え、!?」
この一瞬で、世界がより鮮やかになったように感じる。
💚 「俺、まだ佐久間のこと信じられないかもしれないけど、でも、」
💗 「うん。大丈夫。よろしくね。阿部ちゃん!」
💚 「うん!よろしく。佐久間」
これで俺達は、共通点0の**両思い**
「共通点0の両思い」
元気で明るい佐久間くんと、真面目な阿部くん。
正反対の2人が片思いから両思いになる瞬間。
どうだったでしょうか?リクエスト、お待ちしております。