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刀剣乱舞、はじまりますby前田藤四郎
蝶咲
この作品は二次創作、夢小説です
自衛は頼みます
『かくかくしかじかまるさんかくしかくかく…というわけです…』
母「いやなんでそうなった」
電車を乗り継ぎ清光と家に帰ったらお母さんがいたので諸々のワケを話した
『いや〜私もびっくりだよ、こんなザ・二次元みたいなことが起きるとは思ってなかったし、いやはや人生何が起こるかわかりませんな』
現在地:私の部屋
母「お前はどうしてそんな落ち着いてられるのよ」
『いや、めちゃくちゃ混乱してるわ』
ついでに清光は居間で待機中だ
母「とりあえず、#彩芽#って呼んだ方がいい?」
『そやね、それで頼む』
『これさ、もしかしてさお母さんの本丸も実在している説あるくない?』
母「いや、ないでしょ。あっても多分会うことはないかな〜」
『その心は?』
母「あんなイケメン目の前に出されたら灰になる気しかしない」
『激しく同意、親子だね!』
そう、何を隠そう私はオタク一家の末っ子だ
母と私は10周年の100振り配布の時にインストールし刀剣乱舞をプレイしている
初期刀と初鍛刀は母は山姥切国広と愛染国俊、私は加州清光と前田藤四郎
ついでに沼に引き摺り下ろした蛍丸推しの友達は母と全く同じ初期刀&初鍛刀だった、笑った記憶がある
そんなことは置いておいて話を戻そう
『これさ、私学校辞めて審神者になるか学生の兼業審神者になる未来しか見えないのだが…』
母「そう言うのが二次創作では定番なの?」
『そだよー、私としては兼業審神者きつそうだけど選ぶならそっちなんだよな〜せめて高校は卒業したいし、まだ友達とも遊びたい(勉強は嫌いだけど)』
とりあえずさっきもらった名刺を机の上に出して母に見せる
母「試しにこの番号に電話かけてみる?」
『かけるしかないですよね、あー草も生えん』
母「かけるよ〜」
『判断が早い!どこぞの育てもびっくりの速さだなぁおい』
母「もうかけてるよ」
『それを早く言ってよ!スピーカーにして!』
prrrrrrrrrという機械音が部屋に響く
《ガチャはい、こちら時の政府歴防本部総務課です》
『すみません、そちらに雪月という方はいらっしゃいますでしょうか?』
《雪月ですね今変わります》
母「ちゃんと繋がったね、詐欺かと思った」
『失礼ですが母上、もしかしてさっきの話信じてないとかないよね』
母「それはない、あんな美貌を見せられて正気ではいられないと思ったけど」
『私は母に気が狂っていたと思われていた???』
《お電話変わりました、雪月です》
『あ、んんっ…すみません先程名刺をいただいた#備中国#サーバー審神者名「#彩芽#」と申します』
《あぁ…先ほどはありがとうございました、ご用件はなんでしょう?》
『先ほどのことであまり説明を受けれず帰ってしまったので連絡をしたのですが…』
《なるほど…では、後日説明をいたします今から言う住所に次の日曜に来てください》
『わかりました』
その後、住所をメモして電話は切れた
『…緊張したぁ』
母「おつかれ〜」
『…とりあえずご飯食べようよ、清光も待たせちゃってるし』
母「そうするか」
私と母は階段を降りて居間に向かった
『清光、待たせてごめんね』
清光「ん、全然大丈夫。主、話はできた?」
『できたよ〜次の日曜、たぶん時の政府に行くことになった』
母「てかあんた、明日明後日の学校どうするの?行かないわけにもいかないでしょ」
『あ…短刀ならカバンに入れれば持ち歩ける…?前田くんか乱ちゃんに頼む…?』
清光「流石に俺は無理だからそうした方がいいかもね」
『ん〜前田くんに頼もうかな、初鍛刀だし』
清光「了解」
『そーだ、清光ご飯食べてく?』
清光「ん〜俺はいいかな、一旦本丸帰って色々前田に伝えとくよ」
『わかった、じゃあね』
桜の花びらが舞い、清光の姿が消えた
『……一旦ご飯食べますか』
食事が終わりお風呂上がり…
『これ護衛として前田くん呼んだ方がいいかな?』
スマホで刀剣乱舞を立ち上げとりあえず大包平を手入れ部屋に入れた
『三時間…寝てる間に終わるから手伝い札使わなくていっか』
試しに前田くんを呼び出してみることにした
『えーと、前田藤四郎、顕現!』
桜吹雪が舞いそこから前田くんが姿を現した
前田「お呼びでしょうか、主君」
『さっきぶり、前田くん。清光から話は聞いてる?』
前田「はい、時の政府との約束の日まで、主君の護衛ですよね」
『そうそう、後ね、その約束の日は前田くんと清光についてきてもらうことにしたからよろしくね』
前田「そうですか、了解しました。後ほど加州さんにも伝えておきます」
『ありがとう、前田くん!後夜遅くに呼び出してごめんね…』
前田「大丈夫ですよ主君、明日は主君の学舎へ行くのですよね」
『そうだよ…って、これ真名バレするんじゃ……こんのすけー!』
こんのすけを呼ぶと空中からぽんっという音がしてこんのすけが現れた
こ「お呼びですか?主様!」
『うん呼んだ、こんのすけに質問、刀剣男士の護衛で真名バレしそうなんだけどどうすればいい?』
こ「そのことならご安心を!」
そう言いながらこんのすけはどこからか見覚えのある根付けを取り出した
こ「これを刀剣男士の本体につければ刀剣男士には真名が審神者名に聞こえるようになります!」
『へぇ〜便利なものねぇ、じゃあ早速つけれる?前田くん』
前田「わかりました…つけれましたよ主君」
『うん、似合ってる試しに名前言ってみるね』
確認したところ正常に機能しているようだったので明日の準備も終えた私は寝ることにした
『前田くんは今から用意する布団で寝てね〜、寝巻きはある?もしよければ貸すよ?』
前田「了解しました、寝巻きはあるのでご安心を」
『わかった、じゃあ前田くんおやすみなさい』
前田「はい、おやすみなさい良い夢を」
私はそうして眠りについた
前回よりもだいぶ短くなってしまいました
次の話も出来上がり次第上げていきます