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ゾンビの蔓延る世界で、親友と生き残る Days.1 〚zombie〛
協力して頂いた光さんありがとうございました!
なんか動き少ないですが、まあ2Days以降本格的に書いていきます。
(今回のタイトルのDaysは話数です。一話で一日分にならないこともあるだろうし、そんな気にしないでもらって。)
直してほしい箇所とかあったらファンレとかで送ってください、すぐ直します。
あと設定上流血描写とか普通にあるからR指定つけさせてもらうよ
一話当たりの文字数は2000文字〜かな。
転うさとか短いし、長めに行きます。たぶん。
実際の年齢とかはもうどうにでもなーれ
まあなんでもいいんだけどね。
まえがき長くなりましたね、それでは本編へどうぞ!
(まえがきだけで300文字超えてる…あとまえがきとか表示されるのは知ってるんで大丈夫)
沙月side
何の変哲もない、普通の日だった。
でも、その日からだった。
私達の世界が、あんなにも変わってしまったのは―――
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7月の初旬。
夏に入って来て、教室は暑かった。
教室はエアコンがついていないため、扇風機とスポットクーラーでその場しのぎをしている。
私の席が窓際だったことが唯一の救いだ。
風がある日は涼しいから。
そして、エアコンは夏休みに入ったら付くそうだが、なんせ学校のことだから実際に付くのがいつになるかはわからない。
今は4時限目で、国語の授業中だったが、正直退屈だ。
あたりを見回せば、机に伏せっている人も何人かいる。
まあ、これさえ耐えれば昼休み、昼食だ。
今日は給食がなくて弁当の日。てか中学なのに弁当なんだな…
|光《ひかり》さんと屋上で食べよう。
親も久しぶりの弁当ってことで奮発してたし、楽しみだな。
そんなことを考えていたが、まずは国語を終わらせなきゃ昼食は食べれない。
私は退屈な授業を聞き流し、暑さに耐えながら、ノートの端に片目の落書きをしていた。
絵が上達したいので、練習と暇つぶしを兼ねているのだ。
まあ、実際はそこまで上達してないんだけど、、、
ノート提出の日になって苦しむのは御愛嬌。
ノートの端がほとんど埋まったところで、国語の授業が終わった。
一瞬で、教室が騒がしくなる。
私は弁当箱を持って、屋上へと向かった。
階段を上り、屋上へと上がった。
本来は屋上に行くのは禁止されてるのだが、屋上にはたくさんの人がいた。
もう形だけのルールになってしまっているが、大丈夫なのだろうか。
でも、たまに先生も食べに来てるし、まあいいんだろう。
校則を無視する教師…
まあ、細かいこと気にしてたら長生きできないし。
そんなどうでもいいことを考えていると、後ろから声を掛けられた。
「あー!沙月さーん!」
声の主は、光さんだ。
金髪に、水色のメッシュが、太陽の光に照らされて輝いている。
染めているわけじゃないらしいが、地毛なのだろうか…?
「光さん!」
「もう、さんいらないって言ってるのに」
そう言って光さんは笑う。
「いや、光さんも私にさん付けしてるじゃん」
「あー、そっかー」
そう言いながら、光さんは弁当を広げ始める。
「あ、もう食べるの?」
「うん。わたしのクラス4時間目体育だったから疲れたんだ」
「お疲れ様。じゃあ私も食べるか」
そう言って、私は弁当箱を開いた。
「おおー、沙月さんのもおいしそうじゃん!」
光さんが私の弁当箱を開き、言う。
「親が久しぶりの弁当だからってやる気出してたからね。それより光さんのも…」
光さんの弁当はキャラ弁だ。
可愛らしい猫が、卵や海苔で表現されている。
「あ、これわたしが作ったんだよ!」
光さんが胸を張って言う。
「え、そうなの!?すごい!」
「えへへ、すごいでしょ」
自慢げな光さん。
クラスは違うが、光さんは私の大事な親友だ。
こんな風に、笑いあえる日が、これからも続くと思っていた。
そう、《《思っていた》》。
「ねぇ、ところでさ。なんか変なにおいしない?」
光さんに言われ、気づいた。
このにおいは、何かが腐ったような。
そんな、不快なにおいがする。
そのにおいの元は、どうやらグラウンドのようで…
「草でも刈ったのかな?」
光さんがそういうが、これは草のにおいじゃない。
屋上から、グラウンドを覗く。
そこには、一人、人が立っていた。
目が悪い私では、その「人」の性別とかはわからないが、心なしか、体調が悪そうに見える。
突然敷地内に現れた不審者に、グラウンドの近くにいた生徒が、好奇心に駆られ「人」に近寄っていく。
その「人」の近くまで、生徒が近寄って行った。
そして―――
《《噛まれた。》》
微動だにしていなかった「人」が、近寄ってきた生徒を襲った。
生徒は、叫び声をあげる。
「うわあぁぁぁあぁぁぁあ!やめろ、やめろぉおおお!」
だが、「人」は止まらなかった。
生徒の叫び声なんて意にも介さず、生徒を喰っていく。
その光景に、誰も声を上げることができない。
その姿は、まるで映画の中の、「ゾンビ」の様だった。
隣にいた光さんの顔は、真っ青だった。
私も、動くことができない。
やがて、「人」の体も、生徒の体も血で真っ赤に濡れ―――
「人」…いや「ゾンビ」と、先ほどまで襲われていて、今はゾンビへと変わり果てた「生徒」は、
こちらを向いた。
「「「「「うわあああああああああああああああああああ!」」」」」
それを合図にし、惨劇を目にした生徒達は叫び、逃げ出す。
二匹のゾンビは、逃げ出した生徒達をゆっくりと、だが着実に追っていく。
ゾンビだというのに、意外と移動スピードが早い。
ゾンビ化したばかりだからだろうか。
死後硬直とか、その辺が関係しているのかもしれない。
ともかく、今はそんなことを考えている場合じゃない。
私は、光さんの手を引いて、下の階へと続く階段を駆け下りる。
「えっ!?下に行ったらゾンビ達との距離が縮まるんじゃ…」
まだ薄っすら青いが、顔色が割と平常時に戻ってきた光さんに言われる。
「いや、今はいないかもしれないけど、奴等が屋上まで上がってきたら逃げ場がなくなる。多少リスクを負ってでも、逃げ場を確保しといた方がいい」
私はそう言って駆ける。
下に降りると、まだ事態を飲み込めていない生徒がいた。
だが、その全員に説明する時間はない。
「これって一回学校からでたほうがいいやつ?」
光さんがそう聞いてくる。
普段は昼休み中に学校から出るのは禁止されているのだが、これは緊急事態だし、仕方がないだろう。
「多分ね…校内が奴等だらけになったら、逃げれなくなるし。まだそんなに広がっていないうちに、遠くに逃げた方がいいと私は思う」
一番の鬼門は玄関だ。
奴等の発生源(?)がグラウンドで、生徒の多くがそのあたりで襲われていた。
すると、校門前付近は地獄のようになってる可能性が…
「てか、どうなんだろうな。噛まれたらアウトなのか、空気感染とか接触感染もするのか」
「どうだろうね…こればっかりは実際に確かめてみるわけにもいかないし」
そのまま一階へと続く階段を駆け下りる。
「って…これは流石にヤバイか…」
校門前なんて想定は甘すぎた。
既に、この学校内にも大量のゾンビが入り込んでいる!
こんなに増殖スピードが速いなんて、感染方法が他にもあるのか!?
それとも、別の場所から来たゾンビ…?
だが、そのどちらだろうと私達がやることは変わらない。
私達はすぐに階段裏に回り込み、姿を隠す。
「これ空気感染あったら詰むな…もう一か八かで特攻する?」
「もうそれしかないよね…」
光さんは乗り気じゃなさそうだけど、このままだと奴等はこちら側に向かってくる一方。
「おけ、もし何かあったら私を置いて行って先に行ってね」
「フラグ…?」
光さんに突っ込まれながら、私は階段裏から様子を伺う。
「奴等は割と意味もなくうろうろしている個体もいるみたいだね…あ、今が一番密度薄いかな?」
「あ、ほんとだ。もうこれ特攻するしかないか…」
光さんも私の頭の上から、様子を伺っている。
「うーんと…今!」
光さんがそう言ったタイミングで、私達は飛び出す。
奴等のうち何匹かがこちらに気づき、追ってくる。
でも、奴等の足では、私達には追いつけない。
群がってくる奴等から逃げるようにして、学校から出る。
グラウンドから玄関にかけて血痕があり、あまりいい気分ではなかった。
急に学校から飛び出してきた学生である私達は、周囲の人達から奇異の目で見られる…と思っていたのだが、意外にも街を歩いている人はいなかった。
(うーん…発生源はグラウンドではない?学校は閉鎖空間だったから昼休みまで来ていなかっただけか?)
とにかく、今は安全な場所の確保だ。
「光さん、何か安全な場所とかにあてはある?」
「うーん…わたしの家も沙月さんの家も、普通に町中だからすぐバレそうだよね。隠れられて、かつ逃げ場所があるところってなると…」
光さんは考え込み、言う。
「地下駅とかかな?」
光さんに見てもらったので一般公開するのだ
あと長くなってごめぬ