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vol.2
実はここから本当のストーリーが始まる。結構自信作だなあ〜。
大丈夫!恋の旅路よりかはマシ!あのストーリー怖いからぁwww
「おはよっ!遅いぞ、英愛ぁ!!」「おはよう。何かあった?」
「いや何もないよ〜!!!」「んじゃいいけど!んでさ〜。数学最近めんどくない?」
「あ、分かるよ!」「理数系はめんどいとすら感じないのでは?」「あ、英愛ぁー!!!私を置いていかないでぇ!!」
そんなふうにいつも通り話していたら、あっちの方に風見姉妹が見えた。
何かやってる。ケンカ、、、、?
「あなた、そのままでは**旅人**を務められないわ!」「旅人私はやるよ!キツくても!」「無理よ!あなたは、片方目が見えないのよ!だから別の人を集めるからあなたは何もしなくていい!」
これまた厄介な喧嘩をしてるな。だけど、昨日より会話の文がマシだ。
旅人って何だ?
「っ!あなたたち!何を聞いて、、、。」「おい、雫先輩!旅人ってなんだ?」「だから!それを!」
「英愛ちゃんたち、このことは、、、。なかったことにしてくれる?」「そんなの気になるに決まっている!」「っ。でもダメなの!!!!」
妙に真剣な様子でいる2人をしばらくじっと見つめてみた。
何?旅人?何のこと?昨日もそのことで、、?
違うよね、、、。昨日は勉強とか言ってるし。
「雫先輩!旅人って何ですか?何故そんな真剣なんですか?どうしてですか?何故、朝陽先輩に、そんなキツく当たるんですか?正直に答えてください。」
「そんなの無理よ。ごめんなさい言えないわ。あなたたち、まだ生きたいでしょう?」
「何か、叶えたいこととかないの?それがないなら関係ないよ。」
旅人、、、、、、。**あれ**のことだ。
「叶えたい、、、。あるよ。一つ。何のことですか?旅人って」
「絢葉さんには関係ないわ。あなた、その願いは命と引き換え」
「偽りのアニメみたいなこと言いますね?本当ですか?」
「アニメと一緒にしないで!あなたには何も見えない!部外者よ!」
「あの!雫先輩!旅人ってこの街の都市伝説を、中学生の少女が集めるアレですか?」
「「!?何でわかるの!?」」「うちの、伝統らしいです。そちらの家で集めるんですよね?」
「っ!関係ないわ!後何故、休日なのに、、、。」
「今日から、絢葉ちゃんの家で、勉強会するんです。よかったら着てください。というかならずきてください!」
私は、パッと言ってみた。2人は黙ったままだった。
鈴花ちゃんは、黙ってた。
絢葉ちゃんは何かを訴えるような顔をしていた。
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「んで、旅人ってなんですか?」
「っ。言えないの!無理よ。」「ここまで来て、言わないわけには、、、。」
「別に言ってもいいけど。あなたたち、何故そこまでして、、、。」
「あるんです。なので。」「2人が、すれ違ってほしくない。ただそれだけです。」
「うぁ、、…」
雫先輩は何か、真剣な表情で、言い始めた。旅人のことを。
旅人とは、この街の平和を、守る、役目がある。
何から守るかというと、この街に古くから存在する都市伝説。
それを、前の旅人が回収しても、数十年後には復活してしまう。
都市伝説を回収し、それを幸福に変えて、その街の都市伝説を回収し終わって、生きていたら、一つだけ、願い事が叶えられる。
が、死んだら終わり。
それと、戦いに手柄を立てると、強くなれる。
「私の言いたいことは、それだけ。これを知ってしまった以上、あなたたちはこの役割を果たさないといけない。もし、外にバラしてしまったら、あなたの命はもう終わり。」
願い、事、、?私は平和に過ごす普通の中1だよ?
そんなもの、ある、、、かも、しれない。
ある。いいや、私には願い事がある。命よりも大切な、願い事が。
「っ。私は、いいです。何か、違うものに、っ!」
鈴花ちゃんには、そう言ったものがないようだ。
「私は、帰ります。このことを言わなければ、よろしいのですよね?」
「そうだよ。秘密にして、絶対。面白がったりしないで。」
鈴花ちゃん、、、。でも、私には願い事がある。だから、この役割を果たしたい。
「雫先輩、朝陽先輩、私、それをやりたいです。やらなきゃいけないんです。」
「英愛ちゃん?真剣な瞳をしている、認めるよ。私。」「そうね。」
「**それは、どんな願い事も叶えられるんですか?**」「そうよ。どんなことでもね。」
「なら、あたしは、やるしかない。やらないわけがない。あたしがやらないと、絶対にダメな問題なんだ。」
真剣に、そんな、顔を見つめて、雫先輩は言った。
「いいわ。認める。これを、これを持って。そしたらこれを持って。これで、いつ都市伝説が出てくるか、分かる。そのうち出てくる。最近、復活したばっかりらしいから。」
雫先輩から渡されたのは、万年筆だった。
都市伝説が現れると、万年筆が赤く光るらしい。
都市伝説を集めて、いっぱいになると、万年筆は使えるようになるらしい。
そして、普通の紙に、インクが入ったこの万年筆を使えば、願いが叶うらしい。
`そして、私たちは、赤く光った万年筆がさす方向へ飲まれていくのだった。`
やばい、へたくそが書く小説になった。