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2ndWorld online(セカンドワールドオンライン) 3話
セカンドワールドオンライン⭐︎
「そういえば、紬と連絡取れないくね?」
大切な事に気づいた、紬と連絡が取れないのだ。
「っこれ、どしよ」
私があたふたしていると、ぴろん♩という音が聞こえる。
「うわあ!?」
視界の右上に、「新着メッセージがあります」という文字が出ている。
私はウィンドウを開き、確認する。
「誰から?えっと、mugi?」
確認すると、mugi という人物からのメッセージだった。
『奏ー?紬だよーいまどこー?』
なんと、ムギという人物は紬だったのだ。
『えと、最初のとこの、おっきい木?にいるよ』
メッセージを送る、そして数秒後
「えっと?奏であってますか?」
「あっうん!紬だよね?」
「そうだよ!ちなみに、プレイヤーネームは?」
「セナだよ!」
「いいなまえ!」
「ちなみに私はムギだよ!」
「うん!」
「あっあとさ、」
「うん?」
「セナの頭についてる白い耳と腰についてる尻尾は何?」
「これ?これは白狐っていうスキルで白くなって、氷雪魔法が使えるようになるらしいよ!」
「ん?氷雪魔法?そんな魔法あったっけ」
「え?みんなが使えるものだと思ってたんだけど、、」
「ちょっと待ってね、!」
ムギはホロキーボードを出して、何かを調べ出した。
「そんなスキル、攻略サイトのスキル一覧にも載ってない、!?」
「セナ!そのスキルの画面みせてくれる!?」
「わっわかった!」
私はウィンドウを開き、スキル欄を開いてムギに見せる。
ムギは10秒ほど凝視して、目を丸くさせた。
「これ、、、ユニークスキル!?」
「ゆにーく?なにそれー」
「その人限定のスキルって事、選ばれしものしか使えないスキルって事」
「それってすごい?」
「バカすごい」
「ええええええええ!?」
「今度はステータスみせて?」
「いいよ?」
ステータス欄を開く、
「AGIに結構ふってるねー」
「現実みたいに足が遅いのはやだからねー」
「おっけー!ありがと!」
ステータスを見終わったムギが私に話しかける。
「それじゃあフィールドでレベル上げしよっか!もうユニークスキルなのはいいや!」
「おっけー!」
私はフィールドに向けて歩く。
フィールドで最初に気になったのは大きい岩だった。
「ムギ?あの岩何?」
「あー?あれか、一応壊せるらしいんだけど多分無理っしょ」
「やってみていい?」
「いいよー」
私は岩の前に立ち、走る。
「セナ!?何してんの!?そのままじゃ岩にぶつかるよ!?」
ムギが叫ぶが、聞こえない。
そして私は、岩にぶつかった、その瞬間。
「っえ、岩が光って、、?」
大きい岩が光り、爆発した。
「セナ!大丈夫!?」
「なんとか、、、」
「ていうか、あれ、、、」
「ん?どうしたの?」
私が指差す方向をムギが見る。
「ど、洞窟!?」
洞窟への入り口があったのだ。
「私、これは1人で行っていい?」
「えっ、セナ1人で大丈夫なの?」
「うん、初めてのダンジョン攻略だしね」
「わかった、気をつけてね!」
「うん!」
そうして私は、洞窟へ向かった。
AGI特化のキャラってよくないですか?
いいですよね(圧)
はい!奏(かなで)でした⭐︎