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青い空にひと時を
えー。なんかリアル作ることにしました。こちらもリクエスト通りバッドエンドです。
まあ死にます。うーん。ちょっとグロいです!
「ふわぁあ。。」
私は|夢花《ゆめか》。ただの中学2年生。普通の生活をしている。毎日毎日おんなじ感じ。
ただ学校行って親友と話して…おしまい。平和な生活に飽き飽き。
私はのそのそパジャマから着替えて身支度をした。ふと窓から下を見下ろすと案の定、親友の、
|流魔《るま》が見えた。手をブンブン振るその姿。愛らしい。
そそくさと着替え、母にさよならをした。これを見るの、何回目だろう?
外に出ると流魔が飛びついてきて言った。
「夢花ちゃん!今日は、美術があるって!楽しみだね!」
そういいニコリと微笑みかける。「はあ」声にならないため息が漏れた。別に美術は好きじゃない。
逆に嫌いだ。美術の先生が気に食わない。なんか、ちょっとしたことで起こるし、情緒不安定発言&アタオカ発言しかしない。そして理不尽。で、連帯責任。例えば私の班の問題児が騒いでると、私たちも怒られる。なんで?悪いのはあいつなのにね。意味わかんないよお。
「夢花ちゃん、ずっと黙ってるね…?」
「あっ!ごめんね!考え事してたの!」
「そっかあ!」
また流魔はニコリと微笑む。その微笑みが胸をギュッと掴んだ。
なんか気持ち悪いけど可愛い。その顔。その笑顔。完璧スタイル。私もそんな可愛さ欲しいよ。私なんてボサボサ頭。いつも同じような服装。に、比べて流魔は可愛いロングの髪。可愛い服装。クラスのマドンナというべき。そんなやつと私が仲良いなんて考えられないよね。
私たちはいつもの横断歩道を渡った。いつもいつも同じ景色だった。……そう。さっきまでは。
キキキー!耳元で車の音がした。
「!???」
私は慌てて振り向いた。白い車が流魔に衝突していたのだ。
「流魔!!??」
白い車に赤が混じる。混じる。
「流魔!大丈夫!???大丈夫…だよね!」
私は流魔を揺さぶった。けれど…流魔はすでに冷たくなっていたんだ。
運転手はどうやら居眠り運転をしていたらしい。むくむくと怒りが湧いてきた。
殺気だつ私の横で流魔は冷たい血の池におぼれていた。
なんか、シリーズ化するね。