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嘘は誠で誠は嘘
<「もうむり、、死ぬ」
そうやって事務所のソファーでぐだーと
死にかけているのが我らが名探偵
神喰水透
こんな名前して神社の子供である
「死なれたら困るから生きてね」>
<「詐の鬼」
「鬼じゃありません」>
そうやってへらりと笑うとイライラしたようにクッションをぎゅうっと握る
<「鬼だろ、、鬼、、蓮斗が恋しい」
「早いね」>
<「あいつのチーズケーキが食べれない
なんて命に関わる」
チーズケーキが好きすぎてこれである
今やチーズケーキで体調を崩すというのに
好きで食べては具合悪いと言う
「大袈裟な」>
<「大袈裟じゃない、だいたい、詐は
惣菜食えんのかよ」
「無理だね。僕の舌には合わないよ」>
<「だろ?なんか化学製品の味っていうか
変な味するからむりー」
この前、惣菜を食べて吐いたミトは今やもう
惣菜を食べることを諦めるなんとも
可哀想な人だ
「わがままな猫だこと」>
<「猫じゃねぇ、子猫を喰らう鴉だ」
「そりゃ、すいませんね」>
<「殺す」
「ミトがいうと冗談にならないから」>
そうやってバシバシと自分を叩くけど
痛くない
それどころかかわいい
多分それを言えば殴られるだろう
どれほどミトが嘘をつこうと
俺がミトを嫌いになるわけないのにね
ミトにとって嘘は誠で
誠は嘘なんだ