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〖 第一話 〗邪風神社
貴方は、"明日のこと"や将来のことについて考えますか?この物語は、とある一店のカフェ屋を通じて色々な摩訶不思議な出来事や事件などに立ち向かう、綺麗で幻想的な御伽噺。
ここはとある街「二十分街」ここには古びた歴史のある店や、自然が多い街だ。この街の真ん中には、円柱のビルや、コスメのお店.道の駅なども点在している。そんな自然などが並ぶエリア「混々地区」にあるカフェ屋、談琲カフェのとある日常と迷える話である...。
--- **第一章 〖 明日のこと。 〗** ---
街の一角で経営しているカフェ屋、談琲カフェは自然に囲まれていることで涼しく夏などには、避暑地などにも活用されている。2,3年前に建てられたこのお店は、少し古びた木造の柱やいつも手入れをしているガラスなどがあり、中はお洒落なロビーのように広い空間になっている。
亙嘛:「はぁ...今日も朝は早いな...テレビでも見ようかな?」
|亙嘛《わめ》は、このカフェの店員で今日も朝7時にお店に来ている。円状の窓から微かに来る風は、朝の始まりの温度に思える。今日の最高気温は27°という夏にしては涼しい気温となっている。...そしてテレビではとあるニュースが流れていた。
テレビのアナウンサー:「速報です。二十分街の混々地区の邪風神社で、空に川のように白い個体などが並んでいる現象が発見されました。環境省は、この現象について研究を続けています。」
亙嘛:「混々地区...この近くかな?あとで様子見に行ってみよう...」
邪風神社は、談琲カフェの1km先にある神社で街の中心とは違う自然の多さでも、人気を博している。邪風神社は、風鈴が100個置かれているのも特徴の一つだ。風などが吹くと、すぐに風鈴が鳴り始め次から次へと共鳴するように鳴り始めて、とても神秘的な場所ともされている。
亙嘛:「まっ、まだ行かなくて良いや〜どうせ混むし...」
亙嘛は、神社を少し気になっている気持ちを抑えお客さんの対応に当たる。今は午前10時頃で、学生たちは登校をしていたり、運動会の準備の声もする。最近は事件が謎に多く、環境省は忙しい日々を送っているだろう。空は雲一つない晴天となり、夏らしくなっている気もする。
そして、買い物に行っていた「於菟」と「雅雲」が帰って来る。雅雲は、少しだるそうに買い物から帰ってきてくると、扉の鈴が「チャリンチャリン♪」と鳴る。それに気づいた亙嘛は二人に対して少しだけ手を振る。於菟の手には食材が沢山ある。
於菟:「ただいま〜雅雲もこれ持ってよぉ...あ、あと亙嘛!あのニュース見た?何だっけ...邪風神社の変なやつ!!!」
雅雲:「空に白い個体がどうのこうのだろ?俺らには関係ない話だ。...万が一換気絵を持ったとしたら、それは別の話になるけどな。」
亙嘛:「あ〜!あのニュースね〜見たよ...結構不思議な現象で最近続いてるから環境省もヤバいだろうな〜」
そして時刻は12時頃となった。お昼にはお客さんがより一層来店してきて、お昼ご飯を食べている。
--- これから、亙嘛の幻灯が火を付ける。その時までに...これは、|宇宙《そら》を見つめて天を仰ぐ物語、そして摩訶不思議な物語でもある。 ---
ー次回ー
〖 番外編 〗人物紹介等...