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空に浮かぶ都市
空には雲がある
それを地球に住んでいる人は
ただ何か空気や水の塊と思い込んでいる
だがそれは偽りの姿
その雲に包まれた中には
都市がある
それは|雲中都市《うんちゅうとし》という
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「ねぇどうして下界に降りてはダメなの?」
「下界には危ない人たちがたくさん住んでいるの」
「でも…」
「行きたいの?」
「うん!」
「わかったわ…じゃあ東のゲートからパラシュートで降りなさい」
「ありがとう!」
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ここからパラシュートで降りる
そうしたらやっと下界に…!
「おい!そこのお前!」
「え…?」
「ここから降りようとするものがいると通報を受けたぞ」
「なんで…なんで…」
「こちらに来い」
「嫌です!!!」
「どうしてだ!?」
「どうしても下界に行きたいから!」
「なぜだ下界には危険しか潜んでない!」
「そんなことない!お祖父様は教えてくれた」
『下界は皆が言っておるほど残酷な者ではないのだ』
『私は下界の者に救われただからお前は下界を信じろ』
「だからその真実を確かめに行く!お祖父様がそうしたように!」
「おかしな希望を持つな!」
「おかしくなんてない希望は全部素晴らしいものなの!」
「それは絶望を知らないからそんなことが言えるのだ」
「絶望は何度も味わってきた」
「ならば知っているだろう絶望というものがどれだけ残酷なのか」
「それでも希望はいつだって素晴らしいはずだから」
「夢なんて…いつも消え失せるものだ」
「なら私が消させない夢を叶える!」
トンッ
「何を!?」
「希望を見に行く下界に素晴らしいものがあると信じて」
Nuka_1216さんのコンテストに参加します!
ユーザー名 黒薔薇姫
作品名 空に浮かぶ都市
(作品についてや一言)
誰かこの作品を読んで希望を諦めないで進めますように