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自由奔放・映画部の日常! 2話
うわーーーい
次の日は、言われた通りにポスターを一日中作ってた。
『本格的!初心者でも大歓迎!
映画の師匠(?)が顧問!
何年生でも大歓迎!
時々お茶会します(?)
ぜひ私たちといい映画を作りましょう!!
入りたい方は映画部部室・演習室Dまで!』
流「できたぁぁ”っ!!」
漆「お疲れ、これクッキー」
桜樹(先生と呼ぶのには抵抗があるが)先生は、指示だけすると直ぐに帰ってしまった。
何やら用事があるらしい。
漆「じゃあ今日は貼って終わりにする?」
流「うんもう無理帰る…」
漆「ん、じゃあ急いで貼って帰ろ」
流「うぎゃぁぁぁぁ」
漆「疲れたね」
流「なんか一生分の疲労…」
漆「ふっ、そんな?w」
流「はぁぁぁ、…なんか流れで正式に部長やらされることになっちゃったしさぁ、」
漆「お疲れ」
流「漆だって副部長だもんね」
漆「っとにあのオッサンはさぁ、」
流「でも漆が私以外で人と喋るの少なくない?」
流「映画部キッカケで、治るといいね」
漆「……おん、ありがと」
流「ん、じゃあ帰ろ!」
漆「新入部員可愛い女の子来てくんないかな~」
流「変態、ばーか」
漆「バカはいらなくない?」
流「しーらない」
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次の日、また死にそうになりながらポスターを作っていると、女の人が入ってきた。
??「…ここ、映画部であってる?」
漆「っはい!!」
漆が緊張してる。
珍しい。
流「…はい、w」
?「あ、ごめんね…いきなり誰だって思うよね」
羽「初めまして。私は映画部顧問、神崎羽琉々だよ。よろしくね」
流「初めまして、部員2人の映画部で部長やってます聖空流朱です」
漆「は、初めまして…副部長の橘花漆です」
羽「桜樹先生は?」
漆「最近忙しいって言って全然来てませんよ」
羽「でポスターを2人で?」
流「そうです」
羽「…あの野郎ボソッ」
羽「今日はもう終わりでいいわ、帰っていいよ」
流「っえ、桜樹、先生に怒られ、」
羽「いいのよ気にしなくて」
流「ぁ、じゃあお言葉に甘えて、」
仁「おうおうテメェら帰ろうとしてんのか?ふざけんじゃねェぞ」
羽「あらあら桜樹先生こんにちは。お口が悪いですわよ?ニコ」
仁「ひッ…嫌、別に、なんでも、…」
漆「…んぐ、っ、w」
流「んふふ、w」
仁「…じゃあもう帰るっす」
羽「あら、まだ帰っていいなんて言ってませんけど」
仁「…え??」