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現代から鬼滅の刃の世界に飛ばされた紫音!7
ーあらすじー
最終選別合格十日後。紫音は蝶屋敷で一時的に預かられ、新しい刀の到着を楽しみにしていた。実は最終選別の最後の最後で刀を折ってしまったのだ⁉︎ 紫音専属の刀鍛冶が来る…その人は狐の面をした女。鋼鐵塚 蛍と一緒のタイプの人だった様できた瞬間自己紹介もせずその場で刀の説明などをし出した。色々あり話を終えた紫音、胡蝶 しのぶに一部屋借りる許可をもらうと早速狐の面をした女の人とその部屋へ行く。部屋に着くと少しだけ話をし、色変わりの刀…日輪刀を持つ、紫音が持った刀は“青竹色”へ変化していき…綺麗な青竹色に。不思議に思ったが、紫音は話が長くなると思い中断させる。そういえば…と、相手の名前を聞いていない事に気づくと早速狐の面の女の人に名前を聞くーその女の人の名前は「殺到 百柄(さっとう ゆがら)」。百柄は恥ずかしがる。なぜかわかっていない紫音は不思議に思うー
みんなお久しぶり〜、久しぶりにあらすじ書いたらすっごい長くなった…。 本編どぞ! 第二章 第十話/初任務!
第二章 第十話/初任務!
「はあ…」
「どうかしたんですか?」 バキバキ(おかきを食べる音だよ)
「ん?実はね………任務が来ないの…」
「え?」
「だからね?任務が来ないんだよ…雪鬼に聞いても『今は無いわ!』って言ってくるんだよ…」
「そ、そんなことあり得るんですか…?それが本当なら、鬼の出没が低下しているって言うことですが…」
「そうだよ。いい事なんだけど…こんなんじゃ柱になれないのー!」
「柱になるのを目標にしているんですか?」
「そ、けど…こんな調子で任務が来なかったら柱になるのなんて無理だよ…それどころか丁になるのすらも夢のまた夢…どーすればいいのだよぉー!」
「う〜ん…?それってかなりおかしいと思うんですよ」
「そーだよ!おかしいの!」
「…あの、そう言う意味ではなくて、鬼殺隊員に任務が一つも届かないのっておかしいを超えて異常なんですよ。しのぶ様に相談されては?」
「したいのはやまやまなんだけどね、胡蝶さん最近任務で忙しいみたいで…なかなか話せる機会がないんだ」
「うーん…さらにおかしくなってますね。しのぶ様には沢山の任務が来ているのに紫音さんには全く任務が来ない…やっぱりおかしいですね…」
「う〜、どうすればいいのさぁー!」
「うーん…」
「う〜〜…」
「…どうかしましたか?」
ビクッ
「しのぶ様!」
「こ、胡蝶さん⁉︎任務はどうしたんですか?」
「終わらせてきました。大量に任務が来るかわり、鬼自体は雑魚ばかりだったので」
「…」
「やっぱりしのぶ様はすごいですね!」
「そうですかね?私はあまりそうは思わないんですけど…」
…おかしくない?なんで五十個くらい任務が今朝来てたのに昼には終わってんの。怖い…怖いんだけど…?…あ!今聞くチャンスじゃん!
「あの、胡蝶さs」
「しのぶ様もおかき、食べますか?」
「ありがとうございます。気持ちだけ受け取っておきますね」
「…」
「先程なにか言いたそうでしたが、どうかされましたか?」
「い、いえ。たいした事じゃないんですけど…」
私は胡蝶さんに任務が全く来ないという話をした。そしたら…
『それは紫音さんが弱いからですね、きっと。紫音さんは“全集中・常中”を出来ますか?』
『いえ…そもそもなんですかそれって。全集中・常中ってどんなやつなんですか?』
『全集中の呼吸を四六時中やり続けることにより、基礎体力が飛躍的に上がるんですよ』
『し、四六時中…。寝ている間もですよね?そんな事出来るもんなんですか…?』
『出来るんですよ。実際、柱は全員出来ています。私の継子であるカナヲも出来ています』
『⁉︎ 栗花落さんも出来ているんですか⁉︎』
『そうですよ』
という会話になった。カナヲってめちゃくちゃ早く全集中・常中出来てるじゃん…。
「任務ー!任務ー!」
「あら…もうそんな時間ですか?早いですね。それでは、紫音さんに任務が来る事を願っていますよ」
「もうですか…。ありがとうございます!」
「…」 ニコ
「…」
行っちゃった…時間が経つのって早いなー。
「…」
「⁉︎ 雪鬼⁉︎どうしたのー?」
「…」
「…?ど、どうしたの?」
「…」
「?? どうし…ど…」
「任務。任務。無限列車に乗り、炎柱・煉獄 杏寿郎と鬼を滅せよ」
「! オーケー!!」
私は脱いでいた羽織を着て、刀を腰にさし雪鬼が示す方向に向かって走った。
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第二章 第十一話/無限列車で鬼出現。だがそれは夢
「なんで…」
私は雪鬼の指示に従いここ(駅)に来て、驚いている。それは…
「? あ!紫音だ!善逸、紫音がいるぞ!」
「えっ⁉︎紫音ちゃんいんの!マジで⁉︎どこどこ!」
「善逸は耳がいいんだからわかるだろう?ほら…」
「猪突猛進ー!」
ドガッ
「嗚呼⁉︎何やってんの伊之助!」
「おい何をやっている! ⁉︎ か、刀を持ってるぞ!警官だ!警官を呼べ!」
「あっ⁉︎やばい!逃げるぞ!」
「嗚呼もう!めんどくさい!」
タッタッタッタッ
「はぁ…はぁ…」
「どうして…」
「俺たち鬼殺隊は政府公認の組織じゃないからな…堂々と刀持って歩けないんだよ。鬼がどうこう言ったって信じてもらえないの」
「そんな…頑張っているのに…」
「仕方ない事だよ。こういう都会では鬼とか出ないから住んでる人たちは鬼とかわかんないんだから、そんな話をしたら『おかしい』って笑われるだけ」
「そうそう。てか、お前が騒ぎ起こしたからこうなったんだろ!謝れよ!謝れ!」
「あいつはこの土地を統べる者だからな!眠ってる間に殺しとかないと俺たちに襲いかかってくるかもしんねぇだろ!」
「おまっ…馬鹿野郎!列車だってんの!わかる?れっーしゃー!」
「うっせぇ!俺は俺の思うままにするんだよ!」
「なんだと!」
ごちゃごちゃ
「…とにかく、刀は背中に隠しながら歩こう。そうじゃないとまたああなるから」
「ほら!伊之助、善逸背中に刀を隠すぞ」
「ん?あぁそういう事ね。分かった」
「俺はもう出来たぞ!」
テテーン!(刀は丸見えです)
「…」
「伊之助…」
「お前な!丸見えなんだよ!なんかはおっとけ!」
「…歩きにくいな…」
「仕方ないよ。そうしないと今みたいになるからさ俺も同じ」
「我慢なら人一倍できるんだ!きっと大丈夫だよ!」
「そうだね」
急に自慢してこなかった?
「うまい!!!!!!!!」(列車のなかから聞こえています)
「「「⁉︎」」」
「うまい!!!!!!!!!!!!」
「…」
スンスン…
「煉獄さん、列車の中にいる」
ピピーーー!
「あ、ヤバイヤバイもう発車する!」
「急ぐぞ、善逸!伊之助!紫音!」
「もろん」
「ひいぃぃぃ」
「がはは!俺様は山の王だ!そんぐらいわかるっつーの!」
ダダダダダダダダダ
シュシュシュシュシュ…
「もう無理だよ!間に合わない!」
「大丈夫だ!」
「大丈夫!これくらいいけるでしょ!」
バッ!バッ! カタッ…
「は⁉︎ なんでその距離飛んで行けんの⁉︎」
「! ムッキィ💢俺だっていけるっつーの!!」
ダダンっ
「はぁぁああ⁉︎」
「善逸!!」
「さっさとしやがれ紋逸!!」
「我妻さん!急いで!」
「むり“ぃぃぃぃいぃ!」
ダダダダダダダダダ! シューーーシュシュシュシュシュ…
「あぁぁぁぁぁ!」
ダンッ! パシッ
「はっ…はぁ…」
「よく頑張ったぞ善逸!」
「金逸よくやった!さすが俺の子分だ!」
「うん」
よしよし…
「えっ⁉︎ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと⁉︎紫音ちゃん⁉︎」
「よぉーく頑張った!よしよーし」
「ふぇ⁉︎」
「オイ!音色何やってんだよ!」
「音色なんて名前の人はここにはいません。“紫音”はいますけどね。ちなみに、よしよししているだけです」
「紫音、善逸がヤバい事になってるから手を離してやってくれ、口から泡を吹き出している」
「ブクブク…」
「え?あっ⁉︎善s我妻さん!ちょっと⁉︎ねぇねぇ!」
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「女の子に頭を撫でられるなんて初めてだよ…」
「そうなのか?」
「そうなの?」
「んなもん関係ねぇ‼︎がはは!」
「嘴平さん静かにね」
「うるせぇ!」
「…💢 しー、ね?」
「…」 ホワホワ…
「! ホワホワさせんじゃねぇぞコラ!」
「?」
「う、ま、い!!!!!!!!!!」
「あ、煉獄さんだ!」
「え…?ただの食いしん坊じゃなくて…?」
「煉獄さんだぞ?善逸は音でわかるだろう?」
「うん、この派手な髪色と声は煉獄さんだね」
「うまい!うまい!」
「あのー、煉獄さんですか?」
「うまい!バッ …うまい!」
「うまいのは重々承知です。合同任務の方の…」
「うむ!君が紫音と言うのか!よろしくな、紫音少女!」
「よろしくお願いします。ちなみに、もう少女ではないと思うんですが…」
「…うむ!」
「『うむ!』じゃなくてですね…。それよりも、竈門さん何か聞くことがあったんじゃないんですか?」
「そうなんです。煉獄さん…」
「なんだ!」
「ヒノカミ神楽って知っていますか?」
「知らないな!」
「え”っ⁉︎」
「この話はこれで終わりだな!!」
「えっ⁉︎あ、あの!もうちょっとなんかこう…」
「君の父がやっていた神楽が戦いに応用できたのは素晴らしい事だがヒノカミ神楽という言葉を俺は聞いたことがない!」
「そ、そんな…もう少し…」
「俺の継子になるといい!面倒を見てやろう!」
「待って下さい!そして、どこを見ているんですか!」
「…」
うるさい…そういえばアニメも漫画もこんな感じだったもんね…
ガタンガタン…
「切符…拝見します…」
「⁇ 何をするんですか?」
「切符を拝見するの」
「あ、そういえば俺ら切符持ってない…どうすんのおぉぉぉお⁉︎けけけけけ警官に捕まるよこれ⁉︎あぁぁぁぁ終わったぁァァァ⁉︎」
「はい、これ竈門さん。これを車掌さんに渡して。嘴平さんも」
「わぁ!ありがとう!切符です!」
「拝見しました…」
「んだこれ!なんでこんな紙っきれをあいつに渡さないとなんだ!俺様はそんなことしなくてもいいんだよ!わはは!」
「…いいから、ね?わ、た、し、て」
「…はい」
「コワイ…あれ?俺の分は?ねぇ!紫音ちゃん俺の分は⁉︎」
「…」
「オイ!これ渡せばいんだろ!おらよ!」
「…拝見いたしました…」
「これです。どうぞ」
「ありがとうございます…拝見いたしました…」
「ねぇ!俺のぶぅぅぅぅぅぅんはぁああぁ⁉︎」
「ないけど?」
嘘だけどね〜
「あぁぁあああぁあぁぁぁあ⁉︎俺の人生終わっだァァァァァァ⁉︎」
「っ〜⁉︎…うるさいよ!嘘だから嘘!あるから大丈夫!」
「ぁぁぁあぁぁああぁ」(汚い声です。ヤバいです)
「嗚呼もう!車掌さん、すいません。これ、そこの人の分です」
パチン
「拝見いたしました…」
「!?」
この音!
「キャァァ⁉︎」
「なんだこいつ⁉︎」
「ママー!うわあぁぁぁん」
「うわぁぁぁ⁉︎」
「車掌さん危険だ。下がって」
「グルル…」
「罪なき人を傷つける者は誰であろうと許さない!」
炎の呼吸 壱の型、不知火!
ゴオォォォ! ザンッ
「グ…ァ」
「! すげぇや煉獄の兄貴!おいらを弟子にしてくだせぇ!」
「俺も俺も〜」
「おいどんも!」
「うむ!みんな弟子にしてやろう!わはは!」
「…」
「? どうした紫音少女!」
「…」
「む?どうしたんだ!」
「…」
終わり
大正コソコソ噂話!
夢の中で共通の善逸と紫音!
善逸=出っ歯
紫音=無口&ぼーっとしている
紫音を作った作者から
紫音は前世ではだいぶ陰キャだったんだよ。学校にいるのが辛すぎて嘘をついてまで学校を抜け出したんだ。けど、鬼滅キャラ達に変な人っていう印象をして欲しくなかったから頑張って陽キャっぽくしているんだー!今ではそれが普通になってきて無理とかはしてないんだよ。紫音ちゃんよかったね!
はい!こんな感じで久しぶりに続きを書いたね。夏休みに入ってゆっくりしたいから宿題に専念してたらこんな長い間放置状態になってしまいました…(今も宿題は終わっていないです!はい!)これからも時間があれば書いたり読んだりしていきます!
追記
今回初めて出た大正コソコソ噂話はとある方からファンレターで質問が来たので書きました!内容↓↓↓↓
『このシリーズって無限列車編やりますか?やるのであれば夢の中での共通の紫音を教えてほしいです!』
ってね。確かになーって思ったから今回つけました〜。他の方も質問、こんな事やりますかー?などなど色々聞いてください!おつ桜🌸