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宝石の街の精霊
ワリオ達のただならない様子から、12人は何か大変なことが起きていると察し、夏コラメンバーを連れてダイヤモンドシティへ向かったのだった。
じゃぱぱ「ここが・・・ダイヤモンドシティ?日本国内とは思えない」
たま「今までこんな街、聞いたことなかったですよね」
ふうはや「ネットでも『幻の宝石の街』って噂になってたな」
ぷちぷち「明らか人間じゃない人もいるけど」
ワリオ「この街は人外も多いからな。普段は精霊様が結界を作って、この街を封鎖してるぜ」
モナ「けどさ、急に結界が壊れちゃって・・・。精霊様もいなくなっちゃったんだよね」
のあ「精霊様ってどんな姿をしてるんですか?」
ナインボルト「・・・わからないんだ」
もふ「わからないって・・・なんで⁉︎」
エイティーンボルト「精霊様と言っても、いつもは“精霊の器”となる人間に憑依してるとよ。だから誰も見たことがないって話たい」
りもこん「ええ⁉︎それじゃ、精霊様はずっと同じ姿じゃないってこと⁉︎」
いむ「そんなのでどうやって探すの・・・?」
クリケット「ただ、そこまで難しくはないはずです。現在の精霊の器は、全員高校生か中学生ですから」
ヒロ「もしかして・・・精霊の器が死んでしまったら、そこで代替わりするとか?」
ファイブワット「そうなのよ。精霊様は器が死んだ瞬間に別の器を探し始める。その時に、一時的に結界が外れるの」
しゅうと「そもそも、どうしていきなり精霊様が消えたのか・・・そこが謎ですね」
なおきり「・・・それ、多分僕は原因わかります」
なおきりの言葉に、全員がなおきりを見た。
ジミー「わかるのか⁉︎」
ひなこ「何か知ってるの・・・?」
なおきり「はい。僕、ホラーな噂とかを調べてブログ書いてるんですよ。あくまで趣味ですけど・・・。その時に、とある未解決事件の噂を調べたんです」
なおきりは自分が書いたブログの画面を差し出した。
るな「地面師1億詐欺・・・?これが何か関係あるんですか?」
なおきり「最近、この詐欺事件の犯人が捕まったんです。そいつは悪徳不動産屋の一味の1人で、そいつらのさらに上の立場として、凶悪な犯罪組織があるらしいんです」
えと「まさか、そいつらと今回の件、何か関係あるっていうの⁉︎」
たっつん「でも、確かに有りえるわ。代替わりの瞬間を狙って街に入り込めば、結界を無視できる」
ゆあん「しかも相手は犯罪組織・・・。精霊の器達を誘拐したと考えてもおかしくない!」
アシュリー「一理ある・・・」
レッド「でも、精霊様はごっつ強いって話やで。そんな簡単に誘拐されてまうもんなんか?」
かざね「うーん・・・まずはこの街を探索してみる?」
どぬく「それあり!どこかに精霊様が隠れてるかもよ!」
うり「もしくは、俺達のためにヒントを残してる可能性もあるな」
ぽん太「絶対そうじゃん!」
シヴァ「それじゃ、何人かで分かれて探索するか!」
キャラクター図鑑No.1
ワリオ
年齢:不明(30代と見られる)
職業:ワリオカンパニー社長
所有アイテム:ジェットパック
攻撃:横方向にのみアタックする
弱点:上方向に攻撃できない