第22話　もう一度、

おんりー「…なるほど、それでぼんさんは神魔法を…」 ぼんじゅうる「…ねぇ、このこと、みんなには黙っててくれない？」 おんりー「…なんで？」 ぼんじゅうる「…時が来たら、教えるつもり」 おんりー「ふ〜ん…」 おんりー「あ、そうだ、一つ言い忘れてたけど、 竜族って状態異常が効かないんだよね」 ぼんじゅうる「毒とか眠りとか…？」 おんりー「そっ！まぁ、ドズルさんのは手刀だったからな…w」 おんりー「あと…それを貸し与えることもできる」 ぼんじゅうる「…え、？」 おんりー「…二人でさ、もう一度戦いに行ってみようよ」 おんりー「俺とぼんさんの力があれば、勝てるかも」 ぼんじゅうる「わ、わかった…」 おんりー「まずは…牢屋をどうするかだよね… 強力な魔法がかけられているし…俺じゃ壊せないかも…」 おんりー「ぼんさん、ちょっと手伝っ…」 ぼんじゅうる「”爆ぜろ“」 ドカーン！バキィ！ おんりー「…ん？…え？…は？」 ぼんじゅうる「なんだ、意外と柔らかいじゃん」 おんりー「んなことあるかぁぁあああ！」 妖凛「ん？あ、二人とも起きたんだ〜」 妖凛「ﾎﾞｿｯ 姉さん達と本気出して牢屋作ったはずなんだけどな…」 妖華「騒がしいわね〜…どうしたの？って、あら…？」 妖麗「…どうやって壊した」 ぼんじゅうる「魔法だけど…？」 妖華「化け物すぎるわね…」 おんりー「それには俺も同意」 妖麗「…まぁ、また操ればいいし」ｷｨｨ… ぼんじゅうる「…っ、」 おんりー「…”状態異常解除“」 ぼんじゅうる「…w、ナイスすぎるわ」 ぼんじゅうる「よっ、と…」 ぼんじゅうる「water dragon」(水の竜) 妖華「あら〜仕返しかしら〜？」 ぼんじゅうる「…まぁ、そんな感じかな」 妖華「？」 ぼんじゅうる「実は、もう一つあるんだよね、理由がw」 妖凛「え…っ、？」 ぼんじゅうる「poison dragon」(毒の竜) ぼんじゅうる「dark ness dragon」(闇の竜) 妖華「っ、うそ…っ！ドラゴン召喚なんて私でも一体が限界なのに…っ！」 妖凛「逃げようよ、姉さん！」 妖麗「はぁ…うっざ…どうしてこんなのに対処できないの？」 妖麗「”消えろ“」 シュンッ！ ぼんじゅうる「っ、黒幕はそっちか…w」 おんりー「…気をつけて、ぼんさん。コイツ、魔力がとてつもなく多い」 おんりー「竜族並みに…ね、」 ぼんじゅうる「了解」 ぼんじゅうる「”幻惑の胡蝶“」 妖麗「…“僕”に幻惑系の魔法は効かないよ」 おんりー「…よく化けてたな、いなりー」 妖麗「…」ﾆﾔｯ