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空に飛んでくふっか丸
今日のできごとをふっかさんで代理にしてもらいます。
「だよな、わら」
これはめめとこーじとさくまと帰ってた時のこと。
校舎の外にでてびっくりした。
「え、自転車倒れてるwwww」
「ほんとじゃん…」
めめと俺は自転車通学なんだけど、自転車が思いっきり倒れてた。
「あれ、ふっかのヘルメットなくね?」
「え…???」
まじでなかった。やべぇって思った。
「どっかにないかな…」
「あ、あそこにあるんちゃう?」
「!」
体育館前の壁に衝突してた。
風が強すぎて吹っ飛んでたんだ。
「よし、行くで。」
「にゃは〜www」
「うn…」
その時、強風が襲ってきた。
その時はまだよかった。
「ふっか、自転車持つよ。」
「ありがと佐久間…」
道路の方に出た時。
そう、あの時が強風の最高の強さだった。
「っ…!?!?」
吹っ飛ばされる。
そう本能が思った。
「たす…けっ!!!」
あの人たちなんなん?バケモノじゃん…
先に行くんだもん。
風がおさまった。
「…うぇ…っ、吹っ飛ばされるかと思った…っ(泣)」
軽くうるっと泣きかけた。
ーーー
「じゃーね、気をつけてね!」
無事吹っ飛ばされることなく家の前あたりまで到着。
そこで油断してたんだ。
「ふ…っ、帰れる…!」
体の力が抜けて数秒後。
…強い風が体を襲い、俺の体は吹っ飛んだ。
「…え」
ずざざざー、と音の鳴った気がした。
ヘルメットが身代わりで鳴って、怪我はなかった。
「…もうこりごりなんだけど。」